石川遼
石川遼写真
昨年18歳で日本ゴルフツアー史上最年少賞金王になった石川遼。今年はマスターズを皮切りにこの全米プロまで、すべてのメジャートーナメントに出場。マスターズでは残念ながら予選通過に1打及ばず悔し涙を流したが、その悔しさをばねに全米オープンでは2位で決勝ラウンドに進むなど大健闘。先月の全英オープンでも予選を通過し、世界の舞台でもその実力を徐々に発揮し始めている。
今回の渡米前に「今年は自分のゴルフを細かく考えるようになった。すべてのメジャーで自分の戦いができている」と手応えを口にしており、今季メジャー最終戦のこの全米プロでは、上位争いも期待していいだろう。
今年の中日クラウンズで石川が記録した「58」という爆発的なスコアには誰もが度肝を抜かれた。その計りしれない潜在的なパワーが発揮されたとき、日本男子ゴルフ界悲願のメジャーチャンピオンが誕生するかもしれない。