WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ

選手紹介

比嘉大吾

比嘉大吾

OPBF東洋太平洋ランキング6位
WBCフライ級ユース王座
WBOアジア太平洋バンタム級王座
第42代OPBF東洋太平洋フライ級王座
第43代WBC世界フライ級王座
生年月日
1995年8月9日生まれ(26歳)
出身
沖縄県浦添市
タイプ
右ボクサーファイター
戦績
20戦17勝(17KO)2敗1分

略歴


中学までは野球少年だったが、卒業後に宮古島に渡り、
宮古島工業高校でボクシングを始める。アマチュアでの最高成績は国体ベスト8。
同期にWBO世界ミニマム級王者の田中恒成、東洋太平洋S.フライ級王者の井上拓真がいる。
高校卒業後、大学に進み教師になるかプロボクサーになるかで迷ったが、具志堅会長にスカウトされ、
プロ入りを決意。11年2月に井岡一翔が初めて世界を取った試合のテレビ中継で余った時間に放送された
『カンムリワシ伝説』を見たことが、ボクシングを始めたきっかけである。


2014年6月17日
プロデビュー戦でセーンゲン・サックナロンと対戦。1RKO勝利。


2015年7月24日
敵地・タイでWBC世界ユースフライ級王座決定戦で
コンファー・CPフレッシュマートと対戦。4R終了時の公開採点では0-2で負けていた。
前半から飛ばし続け、疲れが出てきた6R終了後のインターバルで具志堅会長から
倒しに行けとの指示が出た7Rに左のダブルから右ストレートでダウンを奪う。
相手は立ち上がったものの、連打を打ち込みレフェリーストップ。
7RKO勝利でプロ入り後初のタイトルを獲得した。


2015年11月7日
初防衛戦でレンレン・テソリオと対戦。
比嘉の8戦に対し、3倍以上の24戦のキャリアを積んでいる相手だったが、比嘉が序盤から積極的に手を出して試合のペースを握っていく。
中盤、後半になっても手が止まることはなく、最終10Rに右ストレートを顔面に打ち込みレフェリーストップ。
10RTKO勝利で初防衛に成功した。その後2度目の防衛も果たし王座返上。


2016年 7月2日
東洋太平洋フライ級王者のアーデン・ディアレに挑戦し、4RKO勝利で王座獲得。
その後1度の防衛を果たす。


2017年5月20日
世界初挑戦。相手は11年に当時WBCミニマム級王者の井岡一翔と対戦したファン・エルナンデス。
前日計量でエルナンデスが200グラムオーバーで王座剥奪となり、
変則ルールでのタイトルマッチとなったが、2R・5Rに1度ずつ、6Rに4度、
合計6度のダウンを奪いTKO勝利。日本人初の全戦全KO勝利での王座獲得となった。


2018年2月4日
2度目のWBC防衛戦でKO勝ちして15戦連続KOの日本記録に並んだ。


2018年4月15日
3度目のWBC防衛戦の前日計量で契約体重をオーバーしてしまいタイトルはく奪。
試合は行われたが、減量失敗の影響から力が発揮できず9RKO負けとなった。
その後、計量オーバーにより日本ボクシングコミッションから、ライセンスの無期限停止処分を受けた。 


2020年2月13日
無期限停止処分を受けていた比嘉が処分解除され、階級をバンタム級に2つ上げ、
1年10月ぶりの試合を行う。
ジェイソン・ブエナオブラを6回TKO勝ちを収めたが「今後いろいろ考える」と気持ちが戻ってなかった。


2020年6月30日
井岡一翔と同ジムの「Ambition GYM」への移籍を発表。


2020年12月31日
WBOアジアパシフィック・バンタム級王者・ストロング小林佑樹に挑戦し、5RKO勝利で王座獲得。


2021年4月24日
バンタム級5位の挑戦者・西田凌佑を相手に判定負け。


日付 結果 対戦相手
1 2014年6月17日 1RKO(4回戦) セーンゲン・サックナロン(タイ)
2 2014年8月22日 2RTKO(4回戦) ロッタン・ウォーポーシーサケット(タイ)
3 2014年11月26日 1RTKO(4回戦) 藤井 敬介(宇都宮金田)
4 2015年1月12日 1RKO(4回戦) ポンパユ・チャイヨンジム(タイ)
5 2015年5月10日 2RTKO(6回戦) バーデン・リベラ(フィリピン)
6 2015年6月8日 4RKO(6回戦) クリス・アルファンテ(フィリピン)
7 2015年7月24日 7RKO(10回戦) WBC世界ユースフライ級王座決定戦
コンファー・CPフレッシュマート(タイ)
8 2015年11月7日 10RTKO(10回戦) WBC世界ユースフライ級タイトルマッチ
レンレン・テソリオ(防衛①)(フィリピン)
9 2016年3月5日 2RTKO(10回戦) WBC世界ユースフライ級タイトルマッチ
ロメル・オリベロス(防衛②)(フィリピン)
10 2016年7月2日 4RKO(12回戦) OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ
アーデン・ディアレ(フィリピン)
11 2016年11月5日 4RKO(12回戦) OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ
フェリペ・カグブコブJr.(防衛①)(フィリピン)
12 2017年2月4日 4RTKO (10回戦) ディオネル・ディオコス(フィリピン)
13 2017年5月20日 6RTKO (12回戦) WBC世界フライ級タイトルマッチ
ファン・エルナンデス(メキシコ)
14 2017年10月22日 7RTKO (12回戦) WBC世界フライ級タイトルマッチ
トマ・マソン(フランス)
15 2018年2月4日 1RKO (12回戦) WBC世界フライ級タイトルマッチ
モイセス・フエンデス(メキシコ)
16 2018年4月15日 9RTKO (12回戦) WBC世界フライ級タイトルマッチ
クリストファー・ロサレス(ニカラグア)
17 2020年2月13日 6RTKO (8回戦) ジェイソン・ブエナオブラ(フィリピン)
18 2020年10月26日 判定 (10回戦) 堤聖也(角海老宝石)
19 2020年12月31日 5RKO (12回戦) ストロング小林佑樹(六島)
20 2021年4月24日 判定 (12回戦) 西田凌佑(六島)

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