見どころ

世界初!三兄弟世界王者へ!
亀田家三男・和毅、世界初挑戦!!

ついに、その瞬間が訪れようとしている。

2006年8月6日 長男・亀田興毅 WBA世界ライトフライ級王座獲得
2010年2月7日 二男・亀田大毅 WBA世界フライ級王座獲得

そして、2013年8月1日。
亀田家三男・亀田和毅(ともき)が、家族の夢「世界初 三兄弟世界王者」をかけて、初めての世界戦に挑む!

亀田家の三男として、6歳からずっとボクシング漬けの毎日を送ってきた和毅。
その才能は三兄弟の中でも一番と言われ、「亀田家最終兵器」と呼ばれるなど、注目を浴び続けてきた。
中学卒業後、「お兄ちゃんとは違うことをしたい」という思いから、単身メキシコへと武者修行の旅へ。
言葉も分からぬ異国の地で、ひとりボクシングに打ち込む日々を過ごした。

2008年11月、メキシコでのプロデビュー戦を2RKOで飾ると、その後も連戦連勝。
独学で覚えたスペイン語も、現地インタビューに流暢に受け答えできるまでに上達。
ボクシング大国・メキシコのファンから「エル・メヒカニート(メキシコの少年)」というニックネームを付けられる
など、現地でもその実力を認められるようになった。
更には、現地の地域タイトルを次々と獲得し、合計6本のベルトを手中にするなど、順調にキャリアを積み重ねてきた。

そして迎えた、世界初挑戦のチャンス。
会見では「昔からの亀田家の夢やから。小さい頃からこの時の為だけにやってきたから。
絶対に勝って、世界初の三兄弟世界王者になるよ。」と、この試合に掛ける熱い想いを口にした。

そんな和毅の前に立ちはだかるのは、今年4月から日本でも認可されたWBO世界バンタム級王者のパウルス・アンブンダ。 アテネ五輪に出場した経歴をもつ、アフリカ大陸・ナミビア出身のチャンピオンで、戦績は20戦20勝(10KO)。
和毅と同じ、パーフェクトレコードを誇るチャンピオンが和毅に襲い掛かる。
日本ボクシングコミッションが独自に設けたルールにより、日本もしくは東洋太平洋のいずれかのベルトを獲得しないと、日本国内での世界挑戦資格が与えられない為、第三国であるフィリピン開催となってしまったが、
条件は向こうも同じ。和毅も今年6月に、会場であるセブ島で合宿を行うなどして、対策は充分に練ってきた。

あとは、己の全てをかけて、世界のベルトを掴むのみ!!

幼き頃から描き続けた「夢」。家族全員の「夢」。「世界初 三兄弟世界王者」へ。
全てをかけて挑む、亀田和毅・初の世界タイトルマッチ。
2013年8月1日。ボクシング界の歴史に新たな1ページが刻まれる。。。