企画意図

日曜劇場 『 空飛ぶ広報室 』 ドラマ化にあたっての企画の意図

 昨年2012年7月、このドラマの原作である有川浩さんの同名タイトルの小説が出版されました。出版後、その小説を読み、是非とも連続ドラマとして映像化したいと思い、私たちはすぐに有川浩さんにそのご提案をしました。

 私たちが、この小説に心を惹かれ連続ドラマにしたいと思い、制作に至った意図は、このドラマのなかで、新垣結衣さんが演じる主人公・稲葉リカと綾野剛さんが演じる空井大祐、この若いふたりの登場人物の青春ドラマにあります。

 ドラマの主眼は、この稲葉リカと空井大祐という若いふたりの男女が、夢をもって社会に出てから、ぶつかってしまった大きな壁、その苦悩とそれを乗り越えていく成長の物語にあります。稲葉リカはテレビ局の女性報道記者として、空井大祐は航空自衛隊のブルーインパルスのパイロットとして、それぞれ幼い頃から憧れていた夢を実現し仕事を始めたのもつかの間、その夢を絶たれ、第一希望の職場から異動を命じられます。一人は情報番組のディレクターに、もう一人は、広報室に配属され、第一希望ではない人生の再スタートを切ることになります。二人は、「 出会い 」 をきっかけに、人生の壁にぶつかりながらも、それぞれ自分たちの仕事への姿勢を見つめ直し、新しい目標を見つけ、その新しい職場でのプロフェッショナルとしても、人間としても、成長していきます。
また、このドラマの中では、それぞれの職場の個性豊かな先輩や同僚が、仕事のプロとして、人生の先輩として、一緒に悩み、ともに成長し、様々な影響をふたりにあたえてくれる姿も描かれます。私たちが描きたいと思ったのは、そうした人間たちが、生き生きと、ひたむきに、向き合う人生というドラマです。

 人生は思い通りになることばかりではありません。だけど、思い通りにならなかった時に、夢に破れた時に、やりたくない仕事をやらなければならない時に、どう動くかで人間の真価は決まる―― 「 なりたいものになれなくても、別のなにかになれる 」 ――。
「 仕事 」 にひたむきに向き合い、取り組んでいく二人の姿には、現実に社会で仕事をする全ての人々の、そして、これから社会に出て行く若い世代の人々も含め、背中を強く押してくれる応援歌ともなることでしょう。

 私たちは、このドラマで描いていく、若いふたりの男女の人生における苦悩と成長、ふたりを見守る職場の先輩・後輩たちの姿を通じて、大人の世代の方から若い世代の方まで、今を生きていく全ての人々に、人生という苦しくもあり、そして、それゆえに、楽しくもある、夢多き世界を生きる術を、おもいっきり楽しい人間たちのドラマにして、お伝えしたいという想いで、このドラマを作っていきます。
是非、ご家族や大切な人とご一緒にご覧ください。
皆様の思い出に残る作品にしたいと思っております!

日曜劇場 『 空飛ぶ広報室 』 スタッフ一同より


日曜劇場『空飛ぶ広報室』公式Twitter

@soratobu_tbs(Twittter社のサイトへ移動します。)