みどころ|世界陸上2023 ブダペスト|TBSテレビ

HIGHLIGHT

進化を続ける超人たち

世界新に次ぐ世界新

近年、多くのスポーツで競技レベルが向上していると言われるが、陸上は特に著しい。
この2年で9選手によって16回も世界記録が更新されており、昨年の世界陸上オレゴンでも、3つの世界記録が生まれた。
今大会も、陸上界最高の逸材である男子棒高跳A.デュプランティス(スウェーデン)を筆頭に、世界新を期待できる選手が多数出場予定。 歴史が動く瞬間から目が離せない。

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ついにボルトの世界記録も……?

あのボルトが2009年の世界陸上ベルリンで叩き出した、男子200m不滅の世界記録19秒19。 この大記録も今大会で破られる可能性がある。挑むのはオレゴンで19秒31まで迫ったN.ライルズ(アメリカ)だ。 また、ジョイナーの記録が35年間残っている女子200mにも更新の期待。 世界記録まで「0秒11」の歴代2位S.ジャクソン(ジャマイカ)が挑む。 世界の超人たちに「アンタッチャブル」は存在しない。

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高き壁に挑む日本勢

サニブラウン、夢の続きへ

世界の壁に阻まれ続けてきた男子100m。 不可能とさえ思えた決勝進出を、サニブラウン A ハキームが、オレゴンの地でついに果たした。 進化を続ける海外勢に真っ向勝負で挑む男は、2大会連続のファイナル、そしてその先の表彰台を目指す。 ボルト引退後、絶対王者は不在。 サニブラウンにも大きなチャンスがある。初日に予選、2日目に準決勝・決勝が実施される男子100m。 大会序盤から日本にサニブラウン旋風を巻き起こす。

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それぞれの悲願に向けて

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2025年の世界陸上が東京開催と決まり、一層の盛り上がりを見せる日本陸上界。 世界の超人たちに対抗できる強力布陣で打って出る。 世界陸上オレゴンで女子投擲初の銅メダルを獲得した北口榛花、男子競歩のメダリスト3人―山西利和・池田向希・川野将虎―はさらなる高みへ。 東京五輪で入賞を果たした田中希実・廣中璃梨佳、三浦龍司などトラック中長距離勢の若い世代にも期待。 フィールドにも走幅跳メダル候補の橋岡優輝、走高跳オレゴン入賞の真野友博など逸材がそろう。 日本得意の男子リレーは従来の4×100mに加え、4×400mも充実。 オレゴン大会4位入賞から、さらなる高みを目指す。

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