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TBS 『小公女セイラ』 〜インタビュー〜

Vol.06 小島藤子 (武田真里亜 役)

いじめ役を演じる不安はありませんでしたか?

やっぱり少し躊躇しましたね。
第1話の脚本を読んだときには、きついセリフがバンバンあったので、『 真里亜って子は、遠慮無しだなぁ 』 と呆気にとられるのと同時に、『 こんなひどいこと、私言えるかなぁ 』 と。
視聴者の皆さんに嫌われちゃったらどうしようと、正直不安には思いました。
でもこの役をいただいたからには、本気で嫌われるくらいとことん真里亜をやりきろうと決心しています。
「 真里亜なんて大嫌い!」 って言われれば言われるほど、役を自分のものにしている証拠だと思うんです。女優としては、やはりそこまで演じきりたい。
でも、真里亜をちょっとフォローすると、彼女にはセイラをイジメる理由が一応あるんですね。
第1話から真里亜のことをずっと見てくれれば、『 あぁ、セイラとこういうやり取りがあって、それで怒っているんだ。だからイジメているんだな 』 と判ってもらえるんじゃないかと……。
もちろんどんな理由があってもイジメはしちゃいけないし、すごく真里亜は身勝手な子だと思いますけど、何かきっかけがあれば変われるんじゃないかな。根は良い子なんですよ (笑)。

真里亜を演じるにあたって監督からどんな指示がありましたか?

細かなしぐさとか表情とかより、「 とにかく思い切りやって 」 と。真里亜のような役を演じるときは、遠慮しちゃ駄目なんだと教えていただきました。
それでもいざ撮影が始まると、どうしても未来ちゃんに申し訳なくて……。
たとえば、第1話でまさみのえんぴつを拾おうとするセイラの手を踏んでしまうシーンがあったのですが、リハーサルの度に私が 「 ごめんね 」 と謝っていたら、未来ちゃんからも監督からも 「 大丈夫!本当に思いっきり踏んで 」 と言われたんです。
やるからには本気でやらなきゃ駄目なんだなと思いました。
いつも撮影のときは 『 私は悪くないのよ、私にこんなことさせるセイラが悪いのよ 』 と暗示をかけながら、真里亜を演じてきた感じです。
最近はだいぶ遠慮しないでできるようになったと思うんですが…… う〜ん、でもやっぱりまだまだかなぁ (笑)。
たまに 『 なんでこんなに意地悪ばっかり言うの?』 って、真里亜の考えが判らないときがありますからね (笑)。

第4話を境に、セイラとの関係にちょっと変化があったように感じます。小島さんご自身は最近の真里亜をどう思われますか?

そうですね、風邪をひいた真里亜をセイラが寝ないで看病してくれたときから、真里亜もセイラの優しさを認めざるを得なくなった感じですね。
きっと熱が出て倒れちゃったとき、真里亜は 「 夢が破れた… 」 って絶望したと思うんです。
だからセイラに八つ当たりして。
でもセイラが真里亜のプライドを挑発するようなことをわざと言いながら、いろいろ世話してくれたおかげで、舞台に立つことができた。
それに対する感謝はやっぱりあるんですよね。でもプライドが高いから 「 ありがとう 」 なんて絶対に言わない (笑)。
本当に素直じゃない子ですけど、真里亜なりにセイラのことを認め出したように思います。 ( → 次のページへ )

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