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TBS日曜劇場「佐々木夫妻の仁義なき戦い」

01:稲垣吾郎

佐々木法倫役

――法倫というキャラクターについて
よく思うんですけど、役作りをいろいろ考えて用意していても、自分でも予期しないようなものが演じているうちに自然と出てくるんですよ。自然に役柄が作られてくるというか。スタッフに作ってもらった空間の中で、共演者がいてシナリオがあって監督の演出があって…という状況の中で、役が自然と身体に浸透していく感じ。
役に同化するということでは、脚本家の方がボクのイメージとか資質みたいなものを読み取ってくれた上で、台本を書いてくれているからでしょうね。そう考えると“やられた!”っていう感じです。自分で言うのも変ですが、キレイ好きで几帳面なところや、ちょっと理屈っぽいところなんかは、法倫と似ているところですよね(笑)。そのほか、正義感にあふれているところや白黒はっきりしたところ、そういう意思を持って仕事をしているなど、男としてすごく尊敬できますし憧れますよね。
演じている側とすれば、思っていることをあれだけストレートにはっきり言うって、お芝居をしていて楽しい。普段はそういうところがないので、労力を使う部分も大きいですけど、セリフがスパッと決まると気持ちがいいです。舞台の気持ちよさに通じるところがあるのかな、長いセリフなどが決まると、達成感があります。
弁護士の役作りについては、周りに弁護士の知り合いもいなかったので、何を参考にしようかと迷ったんですけど、いろいろなお客さんがいて、その人たちの思いを叶えてあげようという気持ちに関しては、どんな職業にも通じるところだと思うので、そういった気持ちを大切に演じようかなと。

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2008年1月20日スタートよる9時(初回75分スペシャル)