インタビュー

→目次へ戻る

vol.01:山下智久さん

この企画を聞いたときの感想をお聞かせください。

(photo)

これまで葬儀屋に対してあまりいいイメージを持っていなかったのですが、台本や資料を読ませていただいて、『 葬儀屋 』 について色々と知るうちに、この仕事がどれだけ世の中で必要とされていて、なくてはならない職業なのかということがわかってきました。葬儀屋さんって “人の死” を陰で支えているような印象があります。もしも、葬儀屋さんたちがいなかったら… 僕らはどうやって死と向き合ったらいいのかわからないですし、大変な職業ですよね。
また、葬儀屋さんが 『 葬儀 』 という儀式に対してプライドや誇りを持って向き合っているという面にも、とても惹かれました。僕自身も、自分の仕事に誇りを持ってひとつひとつ取り組んでいるので、“どこか共通する部分があるな” と思いました。裏方のお仕事ではあるので、あまり注目を浴びることのない職業だとは思いますが、こうやってドラマの舞台として描かれることで、多くの人に興味を持ってもらえたらいいなと思っています。

演じている井原真人について教えてください。

今どきの25〜6歳の男性だと思いました。真人には、“ほどほど” という設定があるのですが、“ほどほど” の生活をして、“ほどほど” の学校に行き、“ほどほど” の会社に入り、“ほどほど” の地位を得ている… という、ごく平凡なキャラクター。そして、正直者で正義感の強い男性。この作品では、これまでそんなふうに生きてきた男が、父親の死をきっかけに自分の信念や誇れるものを探してどんどん変化を遂げていく姿が描かれていきます。1話では、真人が色々な悩みやストレスを抱えている様子が描かれているのですが、現状に満足していたらきっとイライラなんてしないと思うし、ストレスがあるということは 「 変わりたい 」 という気持ちの表れだと思うんです。真人は、ずっと “ほどほど” でやってきている自分に対して、「 それってどうなの?」 と疑問を抱いているようなところがあるので、徐々に成長していくことを期待したいです。
等身大の男性の雰囲気と、葬儀屋としての信念を演じていくうえで見せていけたらいいなと思っています。

役作りで考えていることはありますか?

兄弟がたくさんいる役がはじめてなので、兄弟を演じる共演者のみなさんと仲良くなり、兄弟や家族の絆を出していければ… と思っています。
そして、仕事するときは脇目も振らず、まっすぐやりたいと思っている真人ですが、プライベートな時間もあると思うので、そのメリハリを出せていけたらいいなと思いますね。やはりどんな人間でも、仕事とプライベートの顔があると思うので。とはいえ、まずは真人自体がどんな人間なのかというのを視聴者のみなさんに知っていただくのが一番なので、そういう意味では様々な真人を演じていきたいなと思っています。

真人に “共感する部分” は?

(photo)

正直に自分の気持ちを誰かに伝える強さを持っているという部分は、共感できるというか… 尊敬できますね。とは言っても、真人が自分の気持ちを他人の前でさらけ出すのは、極限の状態まで追いつめられてのことなのですが… (苦笑)。けれど、ひとりで抱え込んでいた気持ちを、他人に正直に打ち明けることによって、なにか変化が現れてくるのではないかと思います。1話の中だけでも、真人はだいぶ成長していくので、楽しみにしていてください!

“ヒューマンラブコメディー” とのことですが、“ラブ” の部分でどんな部分に期待していますか?

実は… まだ考えていないです (笑)。 まず、真人自身もまだラブのことは考えていないんですよね… けれど、今回の作品では、いろんな形のラブがあると思っています。家族愛だったり、井原家ではペットも飼っているので、ペットへの愛… 僕は、友情も愛だと思っているので、友情愛もあると思います。そして、異性に対する愛もあると思う…。そういう意味では色々な愛情表現の仕方が見えればいいかなと思っています。なので異性に限定する愛ということではないのかな… と思っています。

共演者のみなさんの印象を教えてください。

知念くんは、僕の想像どおりで、優しい子だなあと思いました。榮倉さんは、以前共演させていただいたことがあるんですが、そのときと印象は変わらずに、明るい印象です。
前田さんは… 「 いつもテレビで見ています!」 という感じでした (笑)。反町さんは、見るからに “兄貴肌” と言う感じのオーラが出ているので、実際にすごく頼りになりそうな方ですし、まだまだ僕も未熟なので、わからないところは指導してもらいながらやれたらいいなと思います。大友さんはアツい方というイメージがあります。決して暗いドラマではないのですが、葬儀屋が舞台の中に大友さんがいると雰囲気が温かくなるようなイメージがあるので楽しみです。
はじめてお会いして、本読みをして、家族のイメージも出来ているので、みなさんとお芝居をしていくのが今から楽しみです。

最高の人生終り方というタイトルですが、最高に人生を終らすには?

最後のそのときまでに完全燃焼したいですよね。一日一日後悔しないように全力で生きていく… というのが今の僕の答えです。
ドラマの撮影が進むにつれ、少しずつ答えも変わっていくと思います。そこを意識して、ドラマを通し、「 一生懸命生きよう 」 というメッセージを伝えられたらいいなと思っています。

「 最高の人生の終り方 」 を撮影するにあたり、楽しみにしていることはありますか?

心を開いていこうかなと… 最近学んだのですが、まず自分が心を開かないと誰も心を開いてくれないことに気づきました (笑)。今までは殻に閉じこもっていたので、今回は、「 僕こういう人です!」 というのを、みなさんに見せていこうかなと思っています。(以前共演した作品でも、いつも1人だったので、「 一緒にご飯食べようよ!」 とみんなで無理やり引っ張って食べていたんですよ (笑)。by 榮倉さん)

(photo)

僕は本当に人見知りするんです。けれど、今回は自分のコンプレックスから言っていこうかなと思っています。それくらい心を開いていこうかな…。
そして、スタッフと共演者とコミュニケーションを取りながら、色々アイデアを出し合い撮影していく… その過程が一番の楽しみですね。

(ドラマが久しぶりとは言われるが、) そんなに間隔が空いていたという実感は僕はまったくないんですよ。その間にも映画の撮影などあったので…。気持ちとしては、毎回100パーセントで挑んでいるので、今回も同じ気持ちで井原真人を演じていければと思っています。

視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

「 葬儀屋 」 という職業には、暗いイメージがあるかと思いますが、まったくそんなことはありません。この作品はすごく前向きですし、様々な世代の方々に見ていただけるドラマになっています。学生からお年寄りまで… ほとんどの世代のキャラクターが登場しているので、それぞれの年代の考えが垣間見える作品になっています。老若男女問わず、ぜひ家族でご覧ください!


↑このページの一番上へ