2017.03.11 OA
茨城県小美玉市《野村牧場》で酪農業を営む
野村栄一(のむら・えいいち44)さんは、
娘の野村陽向(のむら・ひなた16)さんが小学生であった時に、
一頭の牛をプレゼントしたことがあります。
「命の大切さを教えるためには、それが一番早いのかな。
いろいろな世話をしても死んじゃったり…
小さい時でもそういう勉強してもらえる」と語る栄一さん。
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そして現在。16歳になった陽向さんは、「牛が友達です」と、
牛舎にいる牛に触れながら、素敵な笑顔で語ります。
農業高校の畜産科に通う陽向さんに将来の夢をたずねると、
「この牧場を継いで大きくしていきたいというのもあるし、
ヨーグルトなどを独自のブランドとして作っていきたいです」と語りました。
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父親のことを尊敬しているという陽向さん。
「牛のことを第一に考えて朝から晩まで頑張っている、大好きです」
娘の眼差しに照れ笑いする父、栄一さんの笑顔がありました。