2017.02.18 OA
静岡県富士宮市《松下牧場》は、年間8000名もの
人々を酪農体験教室で受け入れている牧場です。
この日も、小学生の子供たちが体験教室にやってきて、
牛と触れ合いながら乳搾りや餌やり、
牛舎の掃除などを体験しています。
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牛の大きさに驚く子供たち。
そんな子供たちに、同牧場の酪農家《松下克己(67)》さんが、
命の大切さについて語ります。「命というものは、それぞれが
大切な宝物なのです。そんな命が、皆さんの食べ物になって
いるのです」と語る松下さん。
松下さんの言葉に真剣に耳を傾ける子供たち。
ある子供は、「牛の気持ちが少しわかった気がして
ちゃんとごはんとかを残さず食べた方が良いと思いました」と、
語りました。
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松下牧場は、可愛らしい牛に触れながら命の尊さを学ぶことの
出来る牧場でした。
酪農家からの一言
酪農家写真
松下克己(67)さん
牛は本当は自分の子供を育てるために牛乳を出しているのであって、人間に飲んでもらうために牛乳を出しているわけではない。
私たちはその牛乳をもらって飲んだり、チーズやアイスクリームにして食べたりしている。
そんなことを少しでもわかってもらえると、牛達も気持ち良く牛乳を出してくれると思います。
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