らくのうびより

毎週日曜日 ひる12:54

2016.12.24 OA

群馬県中之条町で酪農業を営む《関牧場》の
関千鶴(33)さんは、同業の酪農家仲間と共に、
保育園のための“移動牧場”を開いています。

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保育園にやってきた牛を前にした子供たちは、
その目を輝かせながら牛を撫でていきます。
「家畜と触れ合う体験が少なくなった中で、牛との触れ合い体験を通して、
牛の温かさ、命の大切さを感じてもらい、
生きて行くうえで何かの役に立てばいいなと思っています」
そう語る千鶴さん。

関さんたちの酪農授業が終わると、子供たちは、
「ありがとうございましたッ!」と、大きな声で
お礼の言葉を口にしました。

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酪農家の皆さんは、牛を育てるのみならず、生命の重さを
伝える人々なのだと感じることができました。

酪農家からの一言

酪農家写真

関千鶴(33)さん

私たち酪農家と牛たちは一丸となって愛情込めながら牛乳を生産しています。いつも日本の牛乳とそれを生むための自然を守らなくてはいけないという使命感を持ってやってます。そんな私たちのことを思い浮かべながら牛乳を飲んでいただけたら嬉しいです!