らくのうびより

毎週日曜日 ひる12:54

2016.11.05 OA

東京都八王子市《磯沼ミルクファーム》を営む磯沼正徳(64)さん。
この日は、子供たちのために体験授業を開いていました。

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優しく牛に接しながら子供たちに搾乳体験をさせる正徳さん。
搾乳のあとのバター作り体験に目を輝かせる子供たち。

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「ミルクは、色々な形になっていくんだという驚きを、
美味しさとともに体験してもらえたら、ミルクの面白さが
より伝わると思うのです」と、
酪農業の奥深さを語る正徳さんでした。

酪農家からの一言

酪農家写真

磯沼正徳(64)さん

磯沼ミルクファームは「牛と人のしあわせな牧場、街の中のおいしい楽しい牧場」というキャッチフレーズを掲げています。地域の人に役に立つ場所になっていくということが必要だと思っています。牛の世話だけではなく、製品も作っているし体験もできるし勉強もできる、そういったところになっていけたらと思う。
製品は小さな工房で少量作る形。大量生産する製品に比べてコストもかかるし安くもなかなかできないですが、おいしく作るためにいろいろな見えない工夫をしています。安心しておいしく食べて頂けるという製品になっていると思います。
3種類の牛のミルクを絞っていますが、ミルクの面白さは牧場に来て頂くとよりわかりやすくなります。牛の大きさや温かさに感動される方がたくさんいらっしゃいます。実際の現場を見ていただければ、牛のこともわかるしミルクも更においしくなると思います。