らくのうびより

毎週日曜日 ひる12:54

2016.10.29 OA

東京都八王子市《磯沼ミルクファーム》の後継ぎ磯沼杏(23)さんは、
実家の牧場を継ぐ修行中。現在は牧場の乳製品を売る直営店で働いています。

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「季節に合わせた新メニューを店の仲間と考えたりしているんです」と、
ハロウィンメニューを考えながら笑顔を浮かべる杏さん。

そんな杏さんが、父・正徳(64)さんから酪農業について学びます。
搾乳の方法を、正徳さんに何度も確認する杏さん。
杏さんの作業を傍で見守る正徳さん。
優しい眼差しで牛の世話をする姿が印象的な酪農親子でした。

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酪農家からの一言

酪農家写真

磯沼杏(23)さん

牛乳は日常にある製品なんですけど、意外にその生産の現場って消費者から遠い存在になってしまっているようです。でも磯沼ミルクファームは東京の八王子で酪農をやっていて消費者に近いところあります。みなさまが召し上がっているものがこんなところで作られているんですよ、こんな風に酪農家は生き物である牛のことを思ってパートナーとして信頼関係を築きながら日々を共にしているんですよ、そうやって出来上がった牛乳や乳製品を皆様に召し上がって頂いているんですよ、ということを少しでもわかって頂ければと思います。そんなことを考える機会を残すこともこの牧場の役割だと思っています。