2016.10.15 OA
千葉県八代市《加茂牧場》で働く加茂太郎(49)さん。
「牛にどんな餌を食べさせるか、
どの位の量を食べさせるかによって、
出てくる牛乳の量も変わってくるのです」と
丁寧に説明をする太郎さんは、
13年前まで“小学校の教員”でした。
妻の実家が営んでいた酪農業を見ているうちに、
「この仕事は無くしてはいけない産業なのだと感じて、
40を前に一念発起して酪農家に転身しました」と語る太郎さん。
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太郎さんは、教員時代の経験を活かし、
小学校への出前授業をしています。
「牛の体には胃袋が4つあるといった特徴を必ず子供たちに教えます。
我々が食べられないものを牛が消化することで、
初めて牛乳が作られるといった、
生命の循環という大きな流れを子供たちに知って欲しいのです」と
語る太郎さんは、
命の奇跡を伝える酪農先生でした。
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酪農家からの一言
酪農家写真
加茂太郎(49)さん
こんにちは、酪農家の加茂です。
酪農家の私たちは牛と一緒に暮らしながら、美味しい牛乳がみなさんに届けられるように毎日頑張っています。だから、たくさん牛乳飲んでいただけると嬉しいです。それから皆さんの街の近くにもきっと見学を受け入れをしてくれる牧場があると思いますから、ぜひ遊びに来てください。待ってます!
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