らくのうびより

毎週日曜日 ひる12:54

2016.10.08 OA

千葉県館山市にある「須藤牧場」で働く
酪農家親子の須藤健太(23)さんと、父・裕紀さん。

健太さんは、無口な父・裕紀さんと共に働いています。
「滅多に、こう生きろ、こう牛を飼えと言わない父です」
父・裕紀さんの働く背中を見つめながら、
酪農家としての成長を模索している健太さん。

写真1

父・裕紀さんは、後継者である健太さんのやり方を
尊重しています。「健太には健太のスタイルがあります」と、
語りながらも、牧場を継いだ息子への嬉しさをにじませます。

父・裕紀さんに見守られながら、
「うちの牧場を地域のシンボルにしたいです」と語る健太さん。

写真1

素敵な親子の姿がそこにはありました。

酪農家からの一言

酪農家写真

須藤健太(23)さん

僕は酪農家として、消費者の皆さんと仲良くなるために演劇をやっています。酪農は奥深くて楽しいです。牛はボーとしていて歩みが遅く呑気な生き物に見られるけど、実は体の中ですごい化学変化が起こっている。牧草を食べて体内に飼っている微生物によって新しいエネルギー「牛乳」を生み出してくれる。この変化がすばらしい。この凄さを僕がわかりやすく演劇という形でお客さんに伝えることが出来たらうれしいです。