2016.10.01 OA
千葉県館山市にある《須藤牧場》で働く
酪農家:須藤健太(23)さんの朝は早い。
牛乳絞りや、牛舎の清掃作業を通して、
大切な牛の健康状態に気を配っている。
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「牛の状態を毎日確認することが、
こんなに面白いことなんだと分かってから、
酪農の仕事が楽しくなりました」と語る健太さん。
そんな健太さんには、
演劇劇団の主宰者というもう一つの顔が。
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「子牛が誕生する感動的な場面を演じることで、
こういう生き物が牛乳を出しているんだと
より深く実感してもらえるのです」と、
演技を通して酪農業の姿を伝える熱い酪農家です。
酪農家からの一言
酪農家写真
須藤健太(23)さん
僕は酪農家として、消費者の皆さんと仲良くなるために演劇をやっています。酪農は奥深くて楽しいです。牛はボーとしていて歩みが遅く呑気な生き物に見られるけど、実は体の中ですごい化学変化が起こっている。牧草を食べて体内に飼っている微生物によって新しいエネルギー「牛乳」を生み出してくれる。この変化がすばらしい。この凄さを僕がわかりやすく演劇という形でお客さんに伝えることが出来たらうれしいです。
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