らくのうびより

毎週日曜日 ひる12:54

2018.01.21 OA

神奈川県伊勢原市、石井牧場。
牛舎で牛を撫でている石井敏貴さん(30)。

らくちゃん「石井さんは、
熱心に取り組んでいることがあるそうですね」
石井「『いせはら地ミルク』を生産しています」

いせはら地ミルクは、酪農家を中心とし、
市民、市などが支援している「伊勢原産牛乳プロジェクト」と
タカナシ乳業が連携し開発した牛乳。
使用しているのは伊勢原市にある酪農家3戸の生乳。
市内の農協直売店やコンビニなどで販売されている。

売られている「いせはら地ミルク」に
石井さんの顔写真がついている。

写真1

らくちゃん「OH!もーれつ!
石井さんの顔写真付きじゃないですか!
いったいどんな味がするのかしら?」

石井「一口飲むと上の方にクリームが浮いていまして、
まず最初にクリームが入ってきます。
クリームを味わっていただいた後に
すっきりとした牛乳が飲めるという味になってます」

らくちゃん「そもそも、なんで「地ミルク」を作ろうと思ったの?」

石井「昔は牛を飼って餌づくりをしているだけでよかったんです。
でも伊勢原市は市街化がどんどん進んでいる地域で、
市民の方に御理解を頂きたいということになりまして。
そこで私たち酪農家と市民の架け橋になればと思い
牛乳の製作をできないか、とみんなでプロジェクトを始めた
という経緯があります」

写真1

いせはら地ミルクを飲む石井さん。
石井「やっぱりおいしいですね」
らくちゃん「酪農家と市民をつなげる
地ミルクのチカラを信じてがんばれー!」

酪農家からの一言

酪農家写真

石井敏貴(30)さん

愛する40頭程の牛達と循環型の酪農業をしている石井牧場です。
市街化の進む神奈川県伊勢原市という土地で酪農業を続ける為に、多くの方々に私達の仕事や想いを知ってほしい。
伊勢原産牛乳プロジェクトに所属し地元の牛乳の制作や牧場体験等も行っています。