らくのうびより

毎週日曜日 ひる12:54

2017.12.17 OA

埼玉県日高市、加藤牧場。
らくちゃん「ん…このビニールハウスなんだろ!?
気になるわね〜。
わぁ〜かわいい子牛ちゃんたちばっかり〜!
加藤さん、ここは、何する場所なの?」

写真1

酪農家・加藤忠司(74)さんが答える。
加藤「子牛の哺乳施設ですね。
(子牛は)産まれて3日目ぐらいから入れまして
2ケ月ぐらいまではここにいます」
らくちゃん「赤い壁で囲われた、この小さなスペースは何?」
加藤「哺乳するための自動給餌器なんですけど、
ここに入ってくると粉ミルクを溶かして子牛に飲ませてくれる。
優秀な機械ですね」

写真1

授乳時間と量は、子牛の首に付けたセンサーと
コンピューターで管理されている。

らくちゃん「ミルクを与えるのを自動化にして、
なにかいいことがあったの?」
加藤「今まで私のところも朝と晩一日2回哺乳していたんですよね。
それがこの機械でやると1回の量は少なくして何回でも飲める。
子牛の胃袋に負担をかけないで、量をたくさん飲めるので
発育がすごく良くなる。健康状態もバッチシですね」

らくちゃん「なるほど。最新技術のおかげで子牛ちゃんたちが、
のびのび元気に育ってるんだね!」

酪農家からの一言

酪農家写真

加藤忠司(74)さん

牛乳はそもそも子牛が飲むべきものを私たちが頂いているものです。そんな牛乳を酪農家がどのように生産しているのか、ぜひ知って欲しいです。