らくのうびより

毎週日曜日 ひる12:54

2017.12.03 OA

栃木県畜産酪農研究センター。
たくさんの牛がいる。

らくちゃん「たくさんの牛さんたちがいるけど、何ごとかしら?
小針さん、これから何が始まるの?」

酪農家・小針勤さん(43)が応える。
小針「共進会です。牛の美人コンテストみたいなものです」
共進会とは家畜の体型やバランスなどを審査する品評会。
牛の年齢によって出場する部門が違い 、
正式に認定された審査員によって審査される。
らくちゃん「で、小針さん自慢の牛さんも
美人コンテストに出るのね」

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小針さんの牛にドライヤーをかけている。
らくちゃん「ところで今、なにしてるの?」
小針「背中がまっすぐの方が評価されるので、
毛刈りをしているところです。
もともと素材が良くないとダメなんですけど、手入れも重要です」

写真1

小針牧場からは経産牛で生後36ヶ月未満の部門に1頭出場。
不安そうな顔で結果を待っている小針さん。

らくちゃん「で、結果はどうだったの?」
小針「6番です、まあまあいいんじゃないですか」
別の部門に2頭出場、4位と12位という結果になった。

らくちゃん「小針さんはどうしてこのコンテストに参加してるの?」
小針「酪農家って基本的に自分の家(牧場)にいるものなので、
共進会出ると他の酪農家にも会えて交流もできるんで
すごくいいですよね。仕事の話もいろいろできますし、
すごく勉強になると思います」
笑顔で仲間の酪農家たちと話す小針さん。

酪農家からの一言

酪農家写真

小針勤(42)さん

小針牧場がある栃木県は北海道に次いで全国2位の生乳生産量があります。
私たちで栽培したトウモロコシと牧草をたくさん食べた牛の牛乳をぜひ多くの人に飲んでいただけたらと思っています!