らくのうびより

毎週日曜日 ひる12:54

2017.10.08 OA

茨城県小美玉市、高野牧場。
大型トラクターでトウモロコシの刈り入れをしている
賢一(24)さん。

らくちゃん「OH!モーレツ!
すごい迫力!今日、全部刈り取るの?」
賢一さん「そうですね。頑張ってなんとか終わらせたいです」

高野牧場では、牛の餌になるトウモロコシを栽培している。
刈り取ったトウモロコシがトラックに積まれていく。
トラックの運転席にいるのは賢一さんの父・秀幸(45)さん。

写真1

らくちゃん「あ、お父さんですね。息子さんと息ぴったり!」
秀幸さん「いや、そんなことはないと思いますけど(笑)。
(息子は)中学生の頃から畑の中は乗っているんで」

賢一さんは、大学卒業と同時に父から牧場を継いだ。
父・秀幸さんは現在、別の仕事をしている。

トラックを運転しながら、
秀幸さん「(息子は)物心ついたときにはたぶん、
やりたいと思ってたような感じですかね」
らくちゃん「小さい時から、モウ決めてたんだ〜
賢一さんって、どんな子だったの?」
秀幸さん「自分で始めて自分で納得いくまで
それをやっていくみたいな感じだったんですね。何をやるにしても」

この日、父・秀幸さんは仕事の合間を縫って息子を手伝いに来た。

写真1

トラックからトウモロコシが降ろされる。
ブルドーザーでトウモロコシを積み重ねて
サイレージ(サイロ)を作っていく。
サイレージとは、トウモロコシを発酵させて
牛の餌の一部になるものである。
作業を終えた賢一さんがトラクターから降りてくる。
迎える父・秀幸さん。

賢一さん「自分でやるって言ってやってんだから、
それはそれなりの結果を出していかないと。
イメージは出来てますよ。
いつもイメージは万全ですから。ハハハハ(笑)」

酪農家からの一言

酪農家写真

高野賢一(24)さん

乳牛を健康に飼うということ。これは簡単なことのようでとても難しいことです。乳牛は健康であることによって妊娠し、子を産み、初めて乳を出してくれます。妊娠するというのは人間でも同じだと思いますが、誰かが好き勝手にコントロールできるものではありません。そのため、餌の品質、寝床の快適性、暑熱対策など、様々なことを工夫し、乳牛に健康でいてもらうことによって、酪農家は牛乳を搾ることができます。