千葉地区大会は、声楽家の岩渕嘉瑩先生、作曲家の外山和彦先生、音楽教育の森田恭子先生、ヴィオラ奏者の山田雄司先生、千葉県教育庁葛南総教育事務所　指導主事の上谷晴美先生が審査をしてくださいました。

審査員の先生から岩渕嘉瑩先生の講評
第一部重唱・合唱では小・中学校とも日頃の成果を十分に発揮して、各校とも充実した演奏でした。小学校では、重唱・合唱とも参加した学校で、巾広い音域を動的な表現力で良い演奏でした。中学校では、混声合唱で参加した学校の男声と伸びやかな女声のバランスのとれたハーモニーで楽しませてくれました。出場した学校の共通の課題は、言葉の持つ力をどう表現するのかを工夫するともっと聴衆に訴えることができると思います。
第二部、第三部の小・中学校合奏では、各校熱演でしたが総じて吹奏楽の金管楽器を目一杯鳴らし過ぎて、割れるような響きになる傾向にあると感じました。心地よい伸びやかで充実した響きを大切にアンサンブルを楽しみたいと感じました。その中にあって小・中学校とも技術力・アンサンブル・表現力に優れ、素晴らしい演奏を披露した学校もありました。

上村彩子アナウンサーの感想
私の出身地である千葉県の大会でした。
司会では、学校のある市町村や学校名も紹介するのですが、今日は馴染みのあるところが多く、いつもより落ち着いて司会ができたと思います。
司会が出来るのもあと数回なので、一回一回の仕事を大切に、そして皆さんの演奏を聴けることに感謝して「こども音楽コンクール」を楽しみたいと思っています。