中学校・器楽部門は、リズミストの有賀誠門先生、音楽教育の池田温先生、ヴァイオリン奏者の木村真喜子先生、作曲家の小森昭宏先生、作曲家の田中利光、オーボエ奏者の似鳥健彦先生、トランペット奏者の吉田太美男先生が審査をしてくださいました。

審査員の先生から小森昭宏先生の講評
師走もおしつまって、12月のTBSこども音楽コンクール、東日本優秀演奏発表会です。各地区から選び抜かれた学校の演奏ばかりなので、それぞれに聴きごたえがあって、甲乙つけ難く楽しいのと同時に苦労もいたしました。もう一度来年の1月27日（日）に最終審査があって、3月1日（土）に授賞式と演奏会がオペラシティの武満ホールで開催されます。ご期待ください！

赤荻 歩アナウンサーの感想
圧巻の一言です。メロディを奏でる皆さんの表情が、中学生とは思えないほど大人びていて真剣でした。繊細なメロディ、力強いリズム、どれをとっても心に強く残りました。ですが、それ以上に印象的だったのは、演奏を終えた後のホッとした表情、思わずこぼれる白い歯、無邪気に笑うその顔を見て、ようやく中学生であることを思い出しました。
3年生にとっては最後になるかもしれない演奏会。流れ出る涙をぬぐうことなく楽器を抱きかかえる人もいました。全てが感動的な一日でした。
その純粋さ、直向きさを忘れないで欲しいです。