八王子地区大会は、作曲家の飯沼信義先生、指揮者の岡本仁先生、コントラバス奏者の田中洪至先生、作曲家の中島良史先生、東京都教職員研修センター統括指導主事の秋元みさ子先生が審査をしてくださいました。

審査員の先生から中島　良史先生の講評
日本の夏！TBSこども音楽コンクールの夏！今年もいよいよ開幕！遠く浜松、山梨県からのこどもたちも参加しての競演は、熱く、すがすがしい響きを会場いっぱいに満たして居座る梅雨空を吹き飛ばし一挙に夏空を呼び起こしてくれました。拍手！！どの団体も精一杯の練習の成果と、そして音楽をする喜びいっぱいのステージを披露。創立して間もない合唱団の初々しい演奏、踊りのパフォーマンスも楽しいブラスetc …TBSコンクールならではのヴァラエティ豊かな楽しさ。
　確かにコンクールは沢山の練習による演奏の技術的完成度を競う場です。しかし一人一人が音楽を楽しむ心、それを一緒の仲間と共有する幸せな心が乏しくては単に物理的な「上手？な音」になって、聴き手の心を揺さぶることは無いでしょう。友達同士をいたわり、思いやる心が素敵な音楽を奏でさせ、ひいては世界中の人の心に平和なメッセージをも贈れる！…音楽って素晴らしい！これからもいっぱい音楽を楽しみましょう！（音我苦×、暗死苦？音我苦×）

蓮見　孝之アナウンサーの感想
楽器への憧れなのでしょうか？　それとも一生懸命に練習してきたものを発揮しようとしている、皆さんたちに対する憧れなのでしょうか？　今日は妙な気持ちになりました。私には上手い、下手という基準は分かりませんが、皆さんが真剣でした。そして子供達が演奏している舞台の袖で、手を握って見守っているお父さんお母さん、何だか自分もあの時代に戻りたくなりました。