2014/09/20(土)
vol.38 たくさんのファンメッセージ、ありがとうございます
プロデューサーの橘です。
たくさんの「ファンメッセージ」を読む中で、特に時間が経つに連れて、あらためて勇気をもらった気がしました。
やはり、最終回に関しては、賛否両論かとは思います。
ただ、我々が思う以上に、見てくださった方々の方が、引き寄せてくださった気がします。
よく思うことですが、最初の企画段階では、世界観からキャラクターまで、プロデューサーや脚本家、ディレクター陣がリードして形づくっていきます。
ただ途中から、キャラクターが我々から役者のものになっていきます。特に孝太郎さんは、最初からと言ってもいいくらいそうでした。
そして、そうやって、思う以上に「現場」が想定を超えていく中で、いつしか、それすらも視聴者の方々が超えていく場合に、かけがえのない幸せを感じます。
『ペテロの葬列』というドラマは、レンジが広く複雑で、どちらかというと「薄味」なので、ある意味の賭けではありましたが、そして実際大ヒットドラマではなかったですが、それ故か、見てくださった方々に委ねることによって、遥かに響かせることができたのかもしれないと思ったりもします。
もちろん、それは楽観的というか幻想なのかもしれませんが、そのような希望をいただかせるメッセージの数々に本当に感動しました。
見てくださるばかりでなく、わざわざ感想をお寄せくださって本当にありがとうございます。
これにて「プロデューサー日記」も終了とさせて頂きますが、またいつかお会いできる日を楽しみにしております!