最終日 優勝争いハイライト

みどころ

アジアナンバーワンプレイヤー決定戦!

2008年、真のアジアナンバーワンプレイヤーを決める戦いとして産声を挙げた「アジアパシフィック パナソニックオープン」。日本ツアーの上位陣と、アジアで戦うプレーヤーたちが相まみえる貴重な場として、また、日本とアジアのゴルフにおける架け橋として開催されている大会です。

松山英樹、石川遼に注目が行きがちな昨今の男子ゴルフではありますが、今大会は「実力派」と呼ばれるプレイヤーたちが、歴代優勝者に名を連ねてきました。谷原秀人、丸山大輔、ブレンダン・ジョーンズ、平塚哲二、小林正則と、いずれも高度な技術を誇る面々が、アジア勢をおさえて栄冠を手にしています。それは「名門」と呼ばれる、美しくも高度な戦略を必要とするコースが選んで開催されてきたこと、そして日本ゴルフ協会(JGA)の「アジアナンバーワン決定戦にふさわしい」難易度を高めたコースセッティングが生み出した結果と言えます。
真の実力者だけが勝ち抜ける戦い。40台を迎えてからより強さと凄みを増したゴルフを展開している藤田寛之、今季12戦してトップ15フィニッシュ7回と復活の兆しを見せている片山晋呉、選手会長として日本男子ゴルフを牽引する池田勇太、プロ3年目にして国内メジャーで初優勝を飾った小平智など、ベテラン若手取り混ぜた日本男子ゴルフ界を代表するトップ選手たちが、最高の布陣でアジアの強豪を迎え撃ちます。

舞台となる「茨木カンツリー倶楽部」は、記念すべき「パナソニックオープン」第1回大会が開催されたコースでもあります。色鮮やかな景観と稜線美にあふれたコースは、前大会後の2011年、高速ワングリーンに改修されました。世界基準に適したものへと生まれ変わったグリーン、最高のコースが、最高の選手たちに最高のパフォーマンスを要求することでしょう。

決勝ラウンドの模様はTBS系列28局を結び、会場の興奮そのままの臨場感溢れる放送で、男子ならではの迫力、パワー、テクニックを全国の皆さまにお届けします。