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大奥 ロケ地紹介

観光名所・二条城での撮影

第3話の冒頭、前回の振り返りの後、大奥で噂される怪談のシーンがありましたが、あのシーンが撮影されたロケ地は、京都の観光名所としてよく知られる「二条城」です。この怪談シーンのほか、有功が若紫を探しているシーン20の撮影も行われています。
この二条城、関が原の戦いに勝利した徳川家康が、京へ上洛する際の宿所として造営したのがはじまり。征夷大将軍となった家康が、ここ二条城で重臣や公家方を集めて祝賀の儀を行った“徳川幕府の始まりの場所”であると同時に、最後の将軍・15代慶喜が明治天皇に政権を返上した「大政奉還」が行われた“徳川幕府終焉の地”でもあります。
全体が国の史跡に指定され、世界遺産にも登録されている二条城は、一時期、家光の命によって伏見城の天守閣を移築され五層の天守閣がありましたが、1750年に落雷により焼失。それ以来、再建されることはなく、現在は天守台を残すのみとなっています。

このほか、二条城で撮影が行われた、有功が若紫を探しているシーン20に続く翌朝、シーン21の撮影は、“嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)”の名で知られる「清涼寺」で行われています。
ちなみに、ここ清涼寺の本尊「木造釈迦如来立像」は、嵯峨野に点在している寺院の中で唯一、国宝に指定されている仏像です。また、重要文化財も多数所蔵するほか、「源氏物語」に登場する光源氏のモデルとされている源融(みなもとのとおる)や、豊臣秀吉の三男・秀頼の墓所としても有名です。

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