JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス

JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス 毎週(木) 午後11:00〜11:30

JNN系列の記者が、ニュースで伝えきれない「こだわり」を込めたドキュメンタリー番組。そこからは日本の、世界の、人間の、さまざまな知られざる側面が見えてきます。ニュースのその後はもちろん、歴史も文化も、記者たちの視点でとらえたドキュメンタリーをお届けします。

2018年8月16日放送

農村に生まれて ~中国の制度に翻弄される子どもたち~

地上波2018年5月20日OA
ディレクター:米田佳史(MBS毎日放送報道局)

【内容】
中国の貧しい農村に住む小学2年生の朗くん。生後数か月の頃、両親が出稼ぎにいき、この8年、離れて暮らしている。両親と会えるのは、春節休みだけだ。

中国では、出稼ぎに出た親と離れて暮らす子どもは「留守児童」と呼ばれ、900万人以上いるとされている。彼らは祖父母らによって育てられているが、犯罪や事故に巻き込まれるケースが後を絶たず、社会問題となっている。

「留守児童」が生まれる背景には中国特有の「戸籍制度」がある。都市への人口集中を回避するため国民を「都市」と「農村」に分け管理するというものだが、戸籍の壁により、農村に生まれた人々は受験や就職、結婚など様々な分野で不利な扱いを受けている。

急速な経済成長を遂げた中国。それを支えてきたのは、農村の安価な労働力だ。だが、成長の恩恵は、農村には届くどころか都市との格差は拡大している。

番組では、朗くんの家族と農村の受験生にスポットをあて、家族で支え合いながら懸命に生きる姿を通して中国社会に厳然と残る「現代の身分制度」の不合理を訴える。

  • 農村1
  • 農村2
  • 農村3

2018年08月23日放送

ムシロ旗と星条旗 ~あなたのまちに基地があったら~

地上波2018年6月3日OA
ディレクター:中山誓也(MRO北陸放送)

【内容】
石川県の内灘海岸。多くの海水浴客が訪れるこの場所は、かつてアメリカ軍の基地だった。発端は1952年に政府から突然届けられた海岸接収の知らせ。過去の資料を調べると、当時の政府が村民の意向を聞かず、内灘海岸の永久接収ありきでアメリカとの交渉を進めていたことが明らかに。

米軍基地の設置を閣議決定した政府に、内灘村の住民たちは「金は一年、土地は万年」を旗印に土地の接収反対を訴えた。その攻防は「内灘闘争」と呼ばれ、戦後初の基地反対運動として脚光を浴びた。

内灘闘争と同じ頃、沖縄でも米軍基地の設置に対し反対の声があがっていた。そこには内灘で見たものと同じ旗が掲げられていた。石川と沖縄という遠く離れた地でつながった住民たちの思い、ところがその実情は大きく異なっていた。そして2017年、取材中に起こった米軍ヘリの事故。

戦後から現在まで続く米軍基地の問題と政府の在り方に対し、基地とともに生活を送ってきた人たちが抱える思いとは。

  • ムシロ旗1
  • ムシロ旗2
  • ムシロ旗3

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