大正時代の終わりに彗星のように登場し、昭和の初めに26歳の短い人生を閉じた童謡詩人・金子みすゞ。

- 「金子みすゞ物語-みんなちがって、みんないい-」は、
その美しい響きの名前の詩人が紡ぎ出した詩を散りばめながら、
青春時代から女、妻、母親となる過程で、弟への想い、親友の死、
夫の失業、病気など、さまざまな困難のなかでも
たくましく明るく生きたみすゞの人間像を浮き彫りにします。 - みすゞを演じるのは上戸彩さん、そして実の弟ながら、
そうとは知らず姉のみすゞを愛してしまう正祐(まさすけ)役には
今井翼さんが扮し、みすゞと正祐の純愛を軸に、
みすゞの波乱万丈の生涯を描いていきます。