はじめに

渡哲也が報道ドラマ初主演!日中両国に翻弄されながら、その運命に果敢に立ち向かった旧日本兵と12人の女性たちを描くドキュメンタリードラマ

(写真)1993年9月、12人の中国残留婦人が日本への永住帰国を求めて、帰国を強行し、成田空港に籠城するという事件があった。
戦前、「大陸の花嫁」と呼ばれ満蒙開拓団に嫁いだ女性たちで、ソ連軍の侵攻の中、夫や家族を失い、中国人と結婚して生き延びてきた。
国策によって大陸に渡り、敗戦で置き去りにされ、それでも抱き続けた望郷の念。しかし日中国交正常化後20年以上も、身元引受人がいないなどの理由で、彼女たちは祖国に戻り暮らすことができなかった。その状況の中、12人は成田空港のサテライトに立てこもり、時の日本政府に直訴する。

「細川総理、永住帰国を認めてください」

(写真)日中国交の歴史で、ひとつの転換点となったこの事件のウラ舞台を描くのが、今番組だ。
実はこの「強行帰国」、なりゆきで自然発生的に起こったものではなく、二人の人間が立案した綿密な計画によるものだった。

ひとりは、かつて中国戦線に従軍していた男。彼は戦後、残留婦人の存在を知り、その救済のために私財と生活のすべてを賭ける。
もうひとりは、期せずして12人のリーダーとなった女性。

中国当局にも、日本政府にも悟られてはならない計画。同志を募り、「強行帰国」し、成田籠城の挙に出る。その目的は、単に12人の永住帰国ではなく、当時2000人以上いた残留婦人全員の問題を世に問うことだった。

彼女たちの必死の訴えは、世論を動かし、ついには日本政府に永住帰国を認めさせ、身元引受人のいない残留婦人たちの帰国への道を開く。

この番組は、日本政府を相手にした「忠臣蔵」のような、12人の残留婦人たちの帰国に至るまでのストーリーをドラマで再現しつつ、昭和という時代の中で、彼女たちが歩んだ苦難の道と日中関係の歴史を追うドキュメンタリードラマだ。
今年は日中国交正常化40年の節目の年。「大陸の花嫁」を軸に、近現代史における日中関係を描き出す。

主演・渡哲也さんコメント

報道ドラマに出演するのは初めてです。このような意義深い番組に参加できて光栄です。国友忠さんのことは初めて知りましたが、私財を投げ打って残留婦人のために尽力したその功績に恥じないよう、精一杯演じたいと思います。過去の資料映像を見させて頂きましたが、残留婦人の皆さんの壮絶な人生を思うと、気が引き締まる思いです。

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