白塔に納められた極彩色の奉納品を展示
天頂部分には、仏像、種々の質や
形の舎利塔・さまざまな形式の仏典・珍しい
絹織物・磁器・銀器など、多くの美しい文物が
大切に保存されていました。
年代:11世紀前半 所蔵:巴林右旗博物館
解説:釈迦はインドのクシナガラの地で涅槃、すなわち入滅を迎えました。
本像は蓮華飾りのついた枕に頭を乗せて横たわっています。
寝台は須弥座(しゅみざ)のように腰をやや細くし、格狭間(こうざま)に計8頭の獅子飾りをあしらった豪華なものです。
年代:11世紀前半 所蔵:巴林右旗博物館
解説:大型で華やかな舎利塔は、上から、塔頂部、六角形の塔身および塔座からできており、文様を刻んだ厚さ0.3cmの鍍金銀板を鋲止めして組み立てられています。
年代:11世紀前半 所蔵:巴林右旗博物館
解説:覆鉢(ふくばち)より下にある刹座(さつざ)部分から発見された4基の十方仏法舎利塔の1つ。他の法舎利塔にくらべて大型であり、報告書には明記されていないものの、もともと東西南北の基本方位にあわせて置かれていたものと思われます。