鈴木正幸さん(大森巡査)より

鈴木正幸さん(大森巡査)より

番組がスタートした1979年、第1シリーズから金八先生を支えてくださった3名の方々のコメントです。

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ついにファイナルなんだな、という感じです。
地元の皆さんの協力があってこそできた、町に同化した作品でした。32年前に始まった頃からあるお店もいくつかあって、みんな行ったことでしょう。もちろんぼくも行きました。
始まった当初、荒川の向いの高速道路や建物は、ほとんどなかったんです。今はスカイツリーも見えたり、変わっていないようで変わりましたね。
土手のシーンには思い出がありすぎますが、ファイナルの撮影で立ってみて、一番最初のロケのことを思い出しました。当時、裏番組の『太陽にほえろ』がとても強くて、武田さんと「足の長いやつらに負けるもんか!」と意気込んでいました。そして、この番組が皆さんに受け入れてもらって、嬉しかったですね。
みんなで作ってきた作品です。32年やってきて、出会った生徒たち一人ひとりにも、いろんな思い出があります。卒業していった生徒たちも、実際の3年間より、撮影に入っていた期間の密度のほうが濃かったと思いますよ。
泣いてしまうかな、とも思っていたのですが、最後の土手のシーンで、金八先生が「ばかばかしいくらい、明るく終わろうよ」と言って、一緒に歌いましたが、それでふっきれましたね。さわやかに終えることが出来ました。ドラマはこれでファイナルですが、金八先生は永遠に不滅です!

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