『キングオブコント2017』1回戦にダンスロックバンドDISH//が初挑戦!!
超満員の観客を笑いの渦に巻き込んだ！
『キングオブコント2017』1回戦に挑戦したDISH//のメンバー。
前列左から泉大智、矢部昌暉。 後列左から小林龍二、北村匠海、橘柊生。
元気な“お笑い”界をさらに盛り上げるコントの祭典！ 今年で10周を迎えた『キングオブコント2017』。29日（土）東京・新宿にて行われた１回戦に、「この大会に出ることで自分たちのエンターテインメント性を試したい」と、演奏しながら歌って踊るダンスロックバンド、DISH//(ディッシュ)がオリジナルのコントで初挑戦した。
DISH//は 北村匠海（Vo/G）、矢部昌暉（Chorus/G）、小林龍二（RAP/B）、橘柊生（FlingDish/RAP/DJ/Key）、泉大智（Dr）による平均年齢20歳の5人組。2011年12月25日に結成し、2013年メジャーデビュー。ドラマやアニメの主題歌なども担当している。さらに、メンバーそれぞれが俳優活動も積極的に行っており、リーダーの北村は昨年7月クールのTBSの日曜劇場『仰げば尊し』にメインキャストのひとりして出演。リーゼントヘアのトロンボーン奏者・安保圭太役を好演したことは記憶に新しい。ほかもバラエティやラジオなどのレギュラー番組を持ちながら活躍するバンドだ。
1回戦の会場は、朝早くから大勢のDISH//のファンが詰めかけて超満員に。そんな中でDISH//は、 矢部が台本を作り、泉と練上げたネタで挑戦した 。矢部が耳鼻咽喉科医、泉が患者、北村がナース、小林と橘が包帯を巻いた患者という役どころ。
コント披露後に行われた会見で 、泉は今回のコントについて「耳鼻咽喉科なのに、鼻と全然関係ないところに包帯を巻いた患者が現れて、スリッパで叩くと治る」のがポイントだと語る。矢部は「結構５人で練習してきたんですけど、今までで一番良くできたんじゃないかなと思います」と自信を覗かせた。
一方、矢部と泉のネタに協力した形となった北村は「友情出演ということですが、ナース役でもしっかりやります。僕も笑いにはこだわっていますので」、小林は 「練習しているのを見ていたんですけど、今日は一番良く出来たんじゃないかな。本番に強いタイプですね」、橘は「僕は個人的に大智の書く（ネタの）世界観は好きです」と、それぞれ出演の感想を述べた。
さらに取材記者から「参考にした芸人さんは？」と質問され、矢部は「かもめんたる（『キングオブコント2013』優勝 ）さんにお会いしたことがあって、世界観が好きなので、 参考にさせていただきました」と語るが、惜しくもDISH//は1回戦敗退となった。「来年も挑戦するか？」との質問に、矢部が「1年でパワーアップして挑戦します」と答えると、北村が「お前たちだけでやれば」 と返し 、矢部が「仲間だろ、いいじゃん」と仲の良い掛け合いを見せさらに会場を沸かせていた。
DISH//のみならず、最近はライブに笑いのエンターテインメントを取り込んでいるアーティストや、アイドルグループも多くなってきている。その中から、決勝の舞台へと駆け上がるグループが出てくることに期待したい。
1回戦を突破したBOYS AND MENと、第七学園演芸部の2回戦挑戦は、8月10日（木）東京にて。
この秋にTBSで放送される決勝戦。度重なる予選を勝ち抜き、10周年記念大会キングの称号と、優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か？乞うご期待！