現場レポート

Vol.162 話のもろもろ。

2014.7.15

みなさん、こんにちは!
『家族狩り』無事、出演者のみなさんがオールアップ!
実景の撮影は残っていますが……ほぼクランクアップいたしました。(パチパチ)
しかしながら、放送は続きますから、末永くよろしくお願いします。
次回7月18日の第3話を楽しみにしていてくださいね。

さて早速ですが、撮影の様子をお届けします。
まずは第2話の氷崎家シーン。
游子が民子に電話をかける部分では、「電話している游子の周りをグルグル回って、民子さんを探してください」と坪井監督から要望があり、井上さんは大声で叫びながら探すことに。「こんな風に毎日叫ばれたら、押入れにも隠れたくなるよね」と井上さんは浅田さんと話していたのですが、押入れの中でスネていた民子さんに「そこにいたの!?」と游子同様、突っ込んでしまった方もいるのでは?!その後、さらに布団にもぐってふて寝する民子さんの行動は、坪井監督と浅田さんが話し合って決まった動き。スネてる民子さんがとっても可愛くて「民子さん、いいキャラしてる~」とスタッフ一同は楽しそうにモニターを見ていました♪ そんな民子が清太郎の食事の準備中をしている間、「游子さんは民子さんの布団を片付けて貰えますか?と坪井監督。
浅田さん「布団片付けてくれるの?いい娘~~(笑)」
井上さん「いい娘だね~」
松雪さん「(笑)」
坪井監督「その間に民子さんはパチンコへ……」
浅田さん「え?そんな設定なかったですよね!なんで私をそういうキャラにするの~~(笑)」
松雪さん「パチンコ?」
坪井監督「じょ、冗談です(笑)」
浅田さん「ひどい!游ちゃんにばかり家事をさせてないってところ見せなきゃ!(笑)」
坪井監督「清太郎さんの食事を作ったのは民子さんってことで(笑)」
浅田さん「だよね~(笑)」
などと楽しそうにシチュエーションを決めていた松雪さん、浅田さん、井上さん、坪井監督。
氷崎家の日常を相談しながら作り上げていました。

イメージ
清太郎さんのエプロン準備中「ガツガツ食べてください」と坪井監督。
イメージ
民子と游子のため息交じりの会話に、「こんな母娘いるよね~。リアルだね~」と一同。

続いては、浚介と美歩のシーン。
麻生家の一家心中を知った美歩が、“このマンションはもうイヤ。出て行く”と宣言する部分のリハーサル中、「“出て行く”という言葉を聞いて、ほんの少しだけ嬉しそうな表情してもいいですか?“出ていくの?”って」と伊藤さんから提案があり、「それ、すっごくいいですね!」と坪井監督は即採用。みなさんは、浚介の表情の変化に気づいてくださいましたか!?
ちょっとだけ微笑んでいるので、録画している方はぜひチェックしてください(笑)。

その後、刑事の馬見原と椎村が浚介の自宅を訪ね、聞き込みする部分では……。
平岡さん「こういうとき、警察って優しい感じで聞き込みするんですかね?」
坪井監督「椎村さんは優しく優しく話す感じがいいと思います。馬見原さんが鋭い眼光で浚介を見ていて、その対比があった方が……」
伊藤さん「僕は、心当たりがあるから動揺してしまいそうですね」
坪井監督「浚介の動揺はあっていいと思います。YESを心の声にしようと思っていて、それが馬見原には見透かされているというか……」
遠藤さん「なるほど」
坪井監督「動揺する浚介にドアを閉められないように、椎村さんはドアの前に立ちふさがっていただいて」
平岡さん「分かりました!」
坪井監督「浚介は馬見原に観察されている気がして、目をキョロキョロさせたり、目線を大きくはずしたりしてもいいのかなーと」
伊藤さん「そうですね。今(リハーサル中)見られてて怖いから……壁のあたりを見ます」
遠藤さん「怖い?!(笑)」
伊藤さん「怖い……です(笑)」
平岡さん「怖い……ですよね(笑)」
などと話し合っていたのですが、このシーンの遠藤さん、本当に眼光が鋭くて怖いんです(失礼)。リハーサル、テスト、本番……を何度も重ねたのですが、カメラに映っているときも映っていないときも、ずーーーとまばたきをせずに浚介を見つめている!?撮影後、「まばたきしていなかったですね……」とたずねると「その方が馬見原らしいし、動揺しそうでしょ!」と満面の笑みで答えてくれた遠藤さん。遠藤さんの迫力に「素晴らしいです」と坪井監督も絶賛していました。

イメージ
目を見開いて浚介をみる馬見原……。
イメージ
撮影中は怖い馬見原ですが……合間は和気藹々。楽しそうな一同。

一方、そんな馬見原が世話をしているのが、冬島綾女と研司の親子。

イメージ
馬見原が綾女と研司を待っています。
イメージ
「“お父さ~~ん”と元気よく走ってきて!」と坪井監督。瑛斗くんのかわいい姿に「ほんと可愛いね」と遠藤さんと水野さん。

神経衰弱をする馬見原と研司、“寝る時間よ”という綾女の姿は……本当の親子のようでしたね。この撮影が行われたのは、クランクインしたばかりの頃だったのですが、「トランプマジックしようか」と遠藤さんは水野さんと瑛斗くん(研司)に話しかけ、「分かるかな~」と遠藤さんはカードを当てるマジックを披露。
そして見事、水野さんの引いたガードを当てて……。

イメージ
水野さんにマジックを披露中。
イメージ
瑛斗くんにマジック指導する遠藤さん。

水野さん「すごい!」
瑛斗くん「すごい!」
遠藤さん「えへへ」
水野さん「新人マジシャン(笑)」
遠藤さん「まだまだ見習い(笑)」
瑛斗くん「教えてください」
遠藤さん「いいよ~」と瑛斗くんにマジックを教える遠藤さん。
瑛斗くん「おおーーやってみる!」
遠藤さん「やってみて」
水野さん「教えてもらったの?」
瑛斗くん「失敗しちゃうかも」
水野さん「難しいねえ~」
遠藤さん「ちょっと練習しないとな!」
瑛斗くん「うん」
などと撮影の合間も和気藹々、会話が途切れることはなく……
第2話の幸せそうな空気が撮影の間も流れていました。

イメージ
リハーサル中。「“もっとやろう~”と馬見原さんの足の上に座って」と坪井監督。
イメージ
「ここにおいで」と瑛斗くんを呼ぶ遠藤さん。
イメージ
「神経衰弱の練習しよう」と遠藤さんが声をかけ、練習中の2人。

撮影では「研司の傷をみて、“この親子を守らなければ”という思いで見つめて」と坪井監督。「(遠藤さん)初めて見たんじゃないですよね?」「(坪井監督)初めてではないです」と話し合っていたのですが、研司には父親に殴られた痕や傷つけられた痕がある設定。馬見原の複雑な思いを象徴するシーンなので、遠藤さんは馬見原の表情を坪井監督と意見交換死ながら作り上げていました。

イメージ
傷のチェックをする坪井監督。
イメージ
研司の傷……痛々しいですね(涙)

「幸せすぎて不安……また恐ろしいことが起こりそう」という綾女の言葉がとっても切なく印象的でしたが、第3話では馬見原と綾女、馬見原と妻・佐和子の関係が徐々に変化していきます。
それぞれの想いにも注目してご覧くださいね。

では、次回のレポートでは3話のみどころを紹介します。

スペシャルコンテンツ

グッズ発売中!