現場レポート

Vol.10制作発表が行われました!

2014.7.2

みなさん、どうも。
昨日レポートにて紹介した「特別先行試写会」。
なんとその前にマスコミ向けの『家族狩り』制作発表が行われました!

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試写会と同様に、松雪泰子さん、伊藤淳史さん、北山宏光さん、篠田麻里子さん、平岡祐太さん、山口紗弥加さん、井上真樹夫さん、浅田美代子さん、財前直見さん、遠藤憲一さん、坪井チーフディレクターが登壇されました。のちほど、原作者の天童荒太さんもスペシャルゲストとして登場してくださいます。
さっそくですが、みなさんの挨拶をどうぞ!!

チーフディレクター:坪井敏雄さん
演出させていただきました坪井です、よろしくお願いします。
この『家族狩り』という作品は、天童荒太さんの原作をもとに映像化させていただきました。番組のプロデューサーである植田が7年前に天童先生の『包帯クラブ』という作品を映画化させていただいた際に原作の『家族狩り』を知り、映像化したいと思ったことがきっかけです。構想7年、温めて温めて2014年の金曜ドラマとして放送させていただくことになりました。
私は年明け早々に「演出をして欲しい」と植田から連絡があり、原作を拝見しました。読んで感じたのは、重厚感のあるサスペンス、計算されたミステリーではありますが、描かれている登場人物たち人間に“生きて動いている臭い”が感じられ、家族の問題を繊細に描かれている作品だと思いました。そして、そのディテールも含めて映像化するにはどうすればいいんだろう?と悩むところからスタートしました。脚本を大石静さんと打ち合わせをしていた際、大石さんが「人物を立体的、多面的に描きたい。人間はひとつの心だけじゃなく、悲しいときでも笑ってしまうような様々な顔を持っている」とおっしゃり、その言葉が撮影を行う上で、僕たちスタッフ、キャストのみなさんの助けとなりました。
『家族狩り』というタイトルですから“怖いドラマ”という先入観を与えてしまうのではないかと思い、植田プロデューサー、大石さんと台本づくりから打ち合わせを重ねました。連続ドラマとして表現する際には、原作の魅力を失わずにコミカルな部分や温かい部分を増強していく作業もさせていただきました。そして、「テレビ版『家族狩り』はこれだ!」という素晴らしい台本を大石さんに書いていただきました。映像的にはワンカットワンカット丁寧に撮らせていただきました。
松雪さんをはじめとしたキャストのみなさん、スタッフのみんな、脚本の大石さん、原作の天童先生、主題歌を担当してくれたandropのみなさんが『家族狩り』という作品に愛情を込めて挑んでくれました。初回は7月4日(金)よる10時に放送します。とにかく、
見ていただきたいです。僕は今、人生のピークを迎えています。ぜひ見てください。

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氷崎游子 / 松雪泰子さん
天童荒太さん原作の『家族狩り』を、私たちキャスト一同、気合を入れて望んでいます。
私の演じている氷崎游子は東京都児童ケアセンターの児童心理司という役柄で、主に虐待されているお子さんのケアと救出、虐待している親御さんの相談にあたっています。游子は非常に正義感が強く不器用で周りに迷惑をかけつつも必死に生きている、未熟で孤独な女性です。認知症の父と介護に疲れた母と暮らしています。家族というというしがらみ、仕事というしがらみに、がんじがらめになりながらも生きています。
熱意をもってキャスト・スタッフ一同が挑んでいます。撮影は残すところ最終回のみです。素晴らしい人間ドラマが完成していると思います。みなさんよろしくお願いします。

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巣藤浚介 / 伊藤淳史さん
冴えない美術教師の巣藤浚介をやらせていただいてます。僕たちの熱い思いは、坪井監督の挨拶で伝たわったと思いますが、本当に熱いです(笑)。
表現できるギリギリのところまで映像化しています。
こんな時代だからこそ意味のあるテーマでありドラマだと思います。誰もが家族を持っていると思います。このドラマを見て色々なことを感じていただきたい、大切な人を大切だと認識していただけるようなドラマになればと思っています。『家族狩り』をよろしくお願いします。

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鈴木渓徳 / 北山宏光さん
僕の演じる渓徳はチャラチャラしているといいますか、最近の若者を代表している人物です。そんな中でも、ひとことひとこと芯を得た言葉、浚介の心を動かすような熱い言葉が出てきます。僕のシーンは箸休めです。肩の力を抜いて見られるシーンになっていると思いますので楽しんでいただけたらと思います。


石倉真弓 / 篠田麻里子さん
遠藤憲一さん演じる刑事・馬見原光毅の娘で一児の母でもある、馬見原真弓、石倉真弓を演じる篠田麻里子です。
私は、こんなにも家庭をかえりみない父親が世の中にいるんだ、そんな父がとっても憎い!と思いながら真弓を演じました。真弓には家族に対する愛情があると分かっているからこそ演じていて私自身も辛かったですし、真弓として辛いシーンもたくさんありました。
こんなにやりがいのある役をいただき光栄です。1話には、見た目が奇抜でインパクトのある真弓のシーンがあるので、そこにも注目していただきたいと思います。

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椎村栄作 / 平岡祐太さん
僕は椎村栄作という警視庁捜査一課の刑事を演じます。現代的なタイプの刑事で、まだ現場の勘というものを備えていない刑事です。
僕の役はもしかしたら視聴者のみなさんに近い目線の人物かもしれません。
この作品の中で、椎村が“家族の危うい部分”や“社会の闇”に触れることによって成長していけばいいなと思います。ぜひ見てください。よろしくお願いします。

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清岡美歩 / 山口紗弥加さん
私の演じる美歩という女性は、あの手この手を使って浚ちゃん(巣藤浚介)を射止めようとするんですけど、“本当にこんなことする?!”と思うくらい変なこともやらかします。けれど私としては、一生懸命、一途に浚ちゃんを想って演じました。私も北山さんと同じくみなさんの箸休めのパートになれたらいいなと思います。お楽しみにご覧下さい。

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氷崎清太郎 / 井上真樹夫さん
声優生活が長かったので、僕のことを顔馴染みじゃないかたもいらっしゃると思います。今回僕が演じるのは、游子の父・アルツハイマーのおじいちゃんです。この役をいただき、大変感動しております。このような役をやりたいとかねがね思っていました。あまり張り切りすぎるとアルツハイマーのおじいちゃんを演じられませんけどね。
清太郎を演じていて、どんどん純化していくというか純粋になっていく“聖(ひじり)”のようなイメージが自分の中にありました。どこまで実現できたか分かりませんが、あまり高望みはせず70点くらい頂ければ嬉しいです。

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氷崎民子 / 浅田美代子さん
アルツハイマーの旦那をもち、介護に疲れ果て、パチンコに狂う游子さんの母親を演じさせていただきました。それでも、最終的には家族を大事にする母だと私は思っています。女優として、“きれいに映りたい”という気持ちは全て忘れて取り組みました(笑)。
疲れ果ててひどい様で出させていただきました(笑)。よろしくお願いします。

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山賀葉子 / 財前直見さん
植田プロデューサーと坪井監督に呼んでいただいたということだけで、すぐに出演の返事をしてしまったんですけど、台本を読んでビックリしました。「テレビドラマの脚本を信じてやっていきます」とお伝えし、原作は読んでいません。このドラマの撮影が終わったらゆっくり夏休み期間中に天童さんの原作を読ませていただきたいと思います。原作は分かりませんが、テレビドラマの最終回として素晴らしいものが出来ていると思いますので、最後まで見逃さずに見てください。よろしくお願いします。

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馬見原光毅 / 遠藤憲一さん
自分、刑事役をいっぱいやってきました。そこでずーーーーと思っていたのが、“日常生活をきっちり描いている刑事をやったことがない”と。日常生活が全部まるごと描かれている刑事役を一度でもやってみたいと思っていたら、この作品に出会えました。本当に感謝しています。日常生活では仕事ばかりしすぎて、家族の心をめちゃくちゃにしているダメ男です。仕事は優秀なんですけど、日常生活はまったくダメな男っていうのもやりたくてやりたくてやりたかった役なので、原作の天童さんがこういう役を世の中に出現させ、自分を呼んでくれた植田プロデューサー、そして見事な演技をする共演者のみなさん、そしてスタッフたちに感謝しています。

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出演者のみなさんの挨拶が済んだところで、なんと主題歌を担当する「androp」のみなさんが登場!!内澤崇仁さん(vocal & guitar)、佐藤拓也さん(guitar & keyboard)、前田恭介さん(bass)、伊藤彬彦さん(drums)が登壇され、代表して内澤さんがメッセージをくださいました。

内澤崇仁さん
原作、脚本、撮影途中の映像を見せていただき主題歌を作りました。物語に描かれている内なる不条理や家族間の不条理をテーマに、普段言葉に出来ないような感情や心の叫びを歌、言葉、音にしたいと思いながら作りました。今回担当させていただいて嬉しく思います。登場人物たちの気持ちになり、登場人物たちの背中を少しでも押せるような楽曲になればいいなと思って作りました。

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次に原作者の天童荒太さんが登壇。作品に対する熱いメッセージを語って下さいました。
※天童荒太さんのメッセージはこちら。


続いては<質疑応答>へ……

『家族狩り』1話のみどころは?
松雪泰子さん
映像が素晴らしいです。出来上がったものを見て出演者のひとりですが、非常に繊細にしっかりと家族の苦しみや感情を描いていて、また別の軸での巣藤先生とケートクの心温まるエピソードも盛り込まれているので、重く暗いだけのミステリーでなく、新しい切り口で表現されている完成度の高さに感動いたしました。

伊藤淳史さん
1話を見て、衝撃的でした。
映像もそうですし、物語もそうですし、表現の仕方もそうですし、ミステリーとしても素晴らしいし、とにかく「すごい!」です。僕のところで言わせていだくと、流されやすい浚介の性格が故にいろいろなところで振り回されるところが結果的に面白くなっているし、氷崎家のシーンでは笑えるホームコメディの面も持っているし、ただただずーっと辛い辛い衝撃的なミステリーではなく、たまに甘いもあるというか……それが相乗効果になって、今まで見たことのないようなドラマになっています。具体的にこのシーンがということではなく、全体を通してみていだければ絶対に楽しめると思います。

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伊藤さんはこのドラマの撮影現場の中でムードメーカーだとうかがいました
伊藤さん:マチガイです。
松雪さん:ムードメーカーです。すっごく明るくて、現場を楽しませてくれるので。前半はあまり一緒のシーンがなかったのですが、3話くらいからは伊藤くんに支えていただきました。
伊藤さん:うれしいっすね。耳が赤くなるくらい、非常に照れています(笑)。松雪さんの演じる氷崎游子というキャラクターが、とっても重く暗い一面を持っている中で、待ち時間など現場の空気をちゃんとコントロールしてくださっているのが松雪さんです。僕は松雪さんが集中している時すらも笑って居たりするので、そこは反省点なんですけど……楽しい現場をみなさんと作れているなと思っています。
松雪さん:うんうん(笑)

『家族狩り』1話のみどころは?
浅田美代子さん
よくあるミステリーとは違う、かといってホームドラマだけではない。ひとりひとりの生活をきちんと台本で描いていただけたのでとても素晴らしい作品になっていると思います。私自身、毎回毎回台本が出来上がるのが楽しみでした。そんなドラマって中々ないし、最終回なんてどうなるんだろう?とドキドキしていまして、ドキドキしながら演じています。
1話のみどころは……実は私、まだ1話を見ていないんです。私は、放送の当日にオンエアでCMも含めて見るのが好きなので見たい気持ちを抑えているので、当日視聴者のみなさんと一緒に見ます!

遠藤憲一さん
俺が最初に1話を見たのは、音楽、効果音もない、芝居だけを編集したものでした。こんなのを見たのが初めてで見終わったとき、“あれ?面白い”って思ったんです。そんな状態の映像を見たことなかったので勘違いかもしれないと思ってもう一回みたら……やっぱり面白かった!それに音楽ついたらどうなるんだろう?と思っていて、完成した1話を見たら……林さんと橘さんの音楽で締めて、最後にandropの曲がかかって、「うわ!奇跡!!!!」と思いました。でも100歩譲って、1話のまぐれだと思ったんです(笑)。2話からはきっと崩れるだろうと思って、数日前に2話を見たら……これがまた面白くて!
本当に“奇跡の作品”だと思います。
そして僕はandropのファンになってしまいました(笑)。

篠田麻里子さんとは仲の悪い家族を演じていますが…
遠藤さん:すっごく仲がいいです。一方的に仲良くして貰っています(笑)
篠田さん:さっきもプレゼントいただいちゃったんです!
共演者一同:えーーーーーーー!!!
遠藤さん:それは、この前九州で試写会したときに、明太子とか誕生日プレゼントもらったので、お返しです。
共演者一同:えーーーーーー!
篠田さん:(笑)
遠藤さん:(笑)

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印象に残っているセリフは何ですか?
井上真樹夫さん
みなさん至極のセリフをたくさんおっしゃいますが、私の場合に限っていうと、娘の游子に向かって、「わたしを捨てて、好きに生きろ」というセリフがあるんです。これはね、一遍上人の捨聖(すてひじり)。自分を捨てて生きていけ、捨てて捨てて捨てぬいてなんぼという考え方。それがこのセリフに込められいるような気がして……アルツハイマーという病で清太郎も家族を捨てるようなものかもしれないのだから、家族にも私を捨てて生きろと告げる……ああ、切ないなぁ。


『家族狩り』というタイトルを聞いた印象は?
松雪泰子さん
正直、怖いと思いました。
“狩る”って強い言葉ですから。タイトルだけ聞くとそのような印象を受けてしまうかもしれませんが、作品をみていただければ別次元へ進んでいきますし、最終回まで見終わったとときには、違った意味に聞こえるかもしれません。タイトルでビックリせず、最後まで『家族狩り』を目撃していただけたらと思います。

北山宏光さん
ものすごくヘビーな感じがしました。原作を読む前にマネージャーさんから次は『家族狩り』という作品をやるよと聞いたので、“もしかして俺、家族狩る役なの?”って心構えとしていたんですけど、原作を読んでいったら、狩る側でもなく、狩られる側でもなく、ふわっとみんなの中に溶け込む役だったので、この「狩りたい」という気持ちを、今後スケジュールが空いたら「ぶどう狩り」にでも行って収めようかと(笑)

財前直見さん
『家族狩り』と聞いて怖かったですね。
台本を読ませていただいたときに、ある人がみたら善であり、ある人が見たら悪であるっていう、目線の違いや心の持ち方の違いでどうとでも受け止められる作品だと思いました。
心の中の痛いところをつかれる人もいるだろうし、救ってもらったと思う人もいるだろうし、子供ころの傷ついた自分とか、育っていない自分の中の子供みたいなものが、どうしたらもうちょっと成長できるか、どうしたらもっと幸せな家族になれるのかということを考えさせられるドラマです。意味のある素晴らしい作品になると思います。


『家族狩り』をどんな方にみていだきたいですか?
松雪泰子さん
全ての方に観ていただきたいです。
どんな方にも家族、家庭がありますし、様々な社会問題を盛り込みつつ、家族の形態をリアルに存在させている作品です。どんな方にでもひっかかるエピソードが散りばめられていますので、長く愛していただける作品だと思います。より多くの全ての方に見ていただけたらと思います。

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これにて、『家族狩り』の制作発表は終了!

みなさん、『家族狩り』キャストとスタッフの熱い想いを感じていただけたでしょうか?
金曜ドラマ『家族狩り』は7月4日(金)よる10時からの放送です。
初回は20分拡大のため、23時14分までの放送となりますので、お間違えなく〜!

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