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過去のオンエア内容

2011年01月18日のオンエア内容は…

家族の中にある知られざる真実

勝新太郎と中村玉緒の夫婦愛
昭和の破天荒俳優といえば、勝新太郎。
スクリーンの暴れん坊ごとく実生活でも派手な女遊び、莫大な借金、度重なる逮捕と次から次へと問題を起こしていた。
そのたびに報道陣の前で謝罪を繰り返していたのが、夫人の玉緒だった。
あきれ果てることなく、黙々と働き借金を返済したのだ。
そんな玉緒でも驚いたのがハワイでの大麻所持による逮捕事件。
一体何が起きたのか。
その上、判決に不服を申し立て、1年以上もハワイにとどまったのだ。
そして帰国後も拘置所に収容された勝に、玉緒は「寂しいでしょう」と思いバラの花束を贈ったのだ。
自分があるのは玉緒のおかげと重々理解しているものの、それを表立って表現することがなかった勝だが、拘置所でその花束の絵を描いて玉緒に託したのだった。
それを手にしたとき玉緒にとって、勝の愛情を感じることの出来た瞬間だった。

穂積隆信、その壮絶な生き様
1980年代、視聴率が40%を越えるドラマが放送された。
不良少女の更正と家族の絆を描いた「積木くずし」。
そのドラマの原作は俳優・穂積隆信によってかかれたものだった。
穂積は自分の家庭内で起こった出来事を綴り、一躍時の人となった。
しかしその成功の影で、せっかく更正した娘の由香里がまた不良へ逆戻り、多くの事件を起こすこととなった。
そして、お金の問題で夫婦は離婚。家族がばらばらになってしまった。
そんな中昔からの知人と再び結婚生活を送ることになった穂積を襲ったのが、由香里の病気だった。
せっかく平穏な生活が出来ると思っていたのに・・・・・。
2003年、由香里は35歳でこの世を去った。
妻と2人だけになった穂積。
しかし悲劇はそこでも止まらなかった。
1年ほど前、妻が脳梗塞で倒れたのだ。
今は24時間介護付きのグループホームで生活する妻の元を訪れ何かと世話を焼く穂積。
厳しい毎日だが、やっと彼にも穏やかな時間がやってきたのだった。

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