ロシアのウクライナへの軍事侵攻で世界の安全保障環境は大きく揺らいだ。
一方、アジアに目を向けると東シナ海では米中対立がピークに達し軍事的なデモンストレーションが続いている。特に最前線と言われているのが九州から台湾に至る“琉球の弧”と呼ばれる地域だ。空母を中心とした中国艦隊が頻繁に通過している南西諸島には陸上自衛隊の地対空ミサイル、地対艦ミサイルが配備された。のどかなリゾート地が一気に“軍事要塞”の様相を呈している。
離島有事の専門部隊・水陸機動団の過酷な訓練に密着、遺書まで書いた若い隊員の素顔を取材した。また日本で唯一の特殊部隊の元隊長への初のインタビューを通じて変化する世界の安全保障の今に迫る。
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