ドキュメンタリー番組「解放区」で2022年12月に放送された「War Bride 91歳の戦争花嫁」。
その続編となる「War Bride2 奈緒と4人の戦争花嫁」が描くのは、太平洋戦争後、アメリカ兵士と結婚して海を渡った「戦争花嫁」と呼ばれる日本人女性たちの人生です。
前作では差別や偏見と闘いながら真実の愛を貫いた桂子・ハーン(94)の激動の人生に迫り、感動を呼びました。
その桂子の人生は、今年8月に奈緒・主演の舞台『WAR BRIDE -アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン-』として上演され、1か月半にわたるロングランを終えたばかりです。
奈緒は舞台化に際し、今年1月に渡米して桂子と対面。横浜大空襲を経験し「今でも戦争を憎んでいます」と涙ながらに語る桂子。この言葉に秘められた「真実の愛の物語」を聞き、その人生に想いを寄せました。
さらに、シアトルに暮らす3人の戦争花嫁
ツチノ・フォレスター(93)「アメリカ兵の一心の愛を受けて戦争花嫁の居場所作った」
恵子・ジョンソンさん(90)「半分黒人の子供を日本に連れて帰れないと思った」
マリコ・スパック(93)「辛抱した木には花が咲く」
終戦から80年が経ち、当時の語り手が少なくなる今だからこそ届けられる貴重なドキュメンタリー。歴史の中で「戦争花嫁」とは一体何だったのか。その真実を紐解く珠玉の作品です。
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