じょんのび日本遺産

放送内容

2019年 7月 28日

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旅人:ナタリー・エモンズ&工藤夕貴

今回の日本遺産
琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産

穢れを除き、病を癒すものとして祀られてきた水。琵琶湖では、「水の浄土」を臨んで多くの寺社が建立され、暮らしには山から水を引いた古式水道や湧き水を使いながら汚さないルールが伝わっている。湖辺の集落や湖中の島では、米と魚を活用した独自の食文化やエリなどの漁法が育まれた。水郷や水辺の景観は、水と人の営みが調和した文化的景観として、日本人の高度な「水の文化」の歴史が集積されており、2015年に日本遺産に認定されている。
今回、琵琶湖周辺を旅するのはナタリー・エモンズと工藤夕貴。まずは比叡山に2人で登山。琵琶湖の絶景を楽しみ、延暦寺でお参り。そして湧き水を利用した「カバタ」とよばれるこの地方独特の洗い場を見学し、夏野菜を試食。伝統的なヤナ漁をお手伝いして、琵琶湖に生息するコアユを捕る。さらにビワマス料理や近江牛の味を存分に堪能。琵琶湖周辺に息づく水と暮らしの文化を体感するじょんのび旅。

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