じょんのび日本遺産

放送内容

2019年 7月 21日

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旅人:森本レオ&八木ひとみ

今回の日本遺産
「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま〜古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語〜

いにしえに吉備と呼ばれた岡山には、鬼ノ城と呼ばれる古代山城や巨大墓に立ち並ぶ巨石などの遺跡が現存する。これら遺跡の特徴から吉備津彦命が温羅と呼ばれた鬼を退治する伝説の舞台となった。
鬼退治伝説は、古代吉備の繁栄と屈服の歴史を背景とし、桃太郎伝説の原型になったとされ、吉備の多様な遺産は今も訪れる人々を神秘的な物語へと誘ってくれる。桃太郎伝説ゆかりの地は2018年に日本遺産に認定されている。
今回、岡山を旅するのは森本レオと八木ひとみ。
JR岡山駅に立つ桃太郎像の前で合流した2人は、さっそく吉備津神社へ。ここは、桃太郎のモデルとされる吉備津彦命を祀った神社。縁起には、温羅と呼ばれる鬼のモデルと吉備津彦の戦いのようすが記され、戦いに敗れた温羅ゆかりの神事が今も行われている。そして桃太郎といえば、なんといっても桃ときびだんご。赤磐市の農園で桃狩りを行い、桃の神秘的な力に思いを馳せる。また、岡山市内の老舗だんご店では、昔ながらの黍を使っただんごを賞味。さらに温羅と吉備津彦命の戦いを備中神楽で楽しむ。そしていよいよ、温羅が住んでいたという鬼ノ城へ。そのスケールの雄大さに時を忘れしばし佇む。また、地元の名物、新鮮なサワラ料理とデミカツ丼を大いに味わう。いにしえより語り継がれてきた伝説を訪ねるじょんのび旅。

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