じょんのび日本遺産

放送内容

2019年 6月 30日

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旅人:ナタリー・エモンズ&吉川美代子

今回の日本遺産
今回の日本遺産:鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 〜日本近代化の躍動を体感できるまち〜

明治期の日本は、近代国家として西欧列強と渡り合うための海防力を備えることが急務であった。このため天然の良港を四箇所選んで軍港を築いた。静かな農漁村に海軍施設や水道、鉄道などのインフラが急速に整備され、日本の近代化を象徴する四つの軍港都市が誕生した。百年を超えた今もなお現役で稼働する施設も多く、躍動した往時の姿を残す旧軍港四市は、2016年に日本遺産に認定されている。
今回、四市のうちの一つ横須賀を旅するのは、ナタリー・エモンズとフリーアナウンサーの吉川美代子。
まず訪れたのは、横須賀のメインストリート「どぶ板通り」。横須賀発祥の「スカジャン」に身を包んだ2人は、名物グルメの「ネイビーバーガー」で腹ごしらえ。横須賀のシンボル「記念艦 三笠」では、西欧列強と渡り合うために導入された当時の最新技術を体感。さらに、カレーのルーツといわれる「海軍カレー」を味わい、当時の海兵たちの生活に思いを馳せる。横須賀中央駅前では、誰でも自由に弾ける「街かどピアノ」でアーティストでもあるナタリーさんが「横須賀ストーリー」を弾き語る。原生林に覆われた「猿島」では、当時の兵舎や弾薬庫が今も残る異世界のような風景に厳しい時代の面影を見る。旅の最後は100年前から愛され続ける大衆居酒屋で乾杯、1日の疲れを癒やす。
異国情緒と輝かしい時代の息吹を体感できる横須賀の街を“じょんのび”めぐる旅。

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