じょんのび日本遺産

放送内容

2019年 6月 9日

画像

旅人:ナタリー・エモンズ&工藤夕貴&宮田亮平(文化庁長官)

今回の日本遺産
北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み
-佐倉・成田・佐原・銚子:百万都市江戸を支えた江戸近郊の四つの代表的町並み群-

 北総地域は、百万都市江戸に隣接し、関東平野と豊かな漁場の太平洋を背景に、発達した水運と街道を利用して江戸に東国の物産を供給し、江戸のくらしや経済を支えた。こうした中、江戸文化を取り入れることにより、城下町の佐倉、成田山の門前町成田、 利根水運の河岸、香取神宮の参道の起点の佐原、漁港・港町、そして磯巡りの観光客で賑わった銚子という4つの特色ある都市が発展した。これら四都市では、江戸庶民も訪れた4種の町並みや風景が残り、今も東京近郊にありながら江戸情緒を体感することができる。北総四都市のストーリーは2016年に日本遺産に認定されている。今回、北総四都市のうち銚子と成田を旅するのはナタリー・エモンズと女優の工藤夕貴、そして文化庁の宮田亮平長官。
 旅の始まりは漁業の町、銚子の犬吠埼から。雄大な景色に感動しつつ、向かったのは銚子市民の足「銚子電鉄」の犬吠駅。駅の売店では名物の醤油を使った、つくりたてのぬれ煎餅を味わう。短い電車の旅を経て、訪ねたのは8年連続日本一の水揚げ量を誇る銚子漁港。さまざまな種類の魚を眺め、出会ったのは今が旬の銚子のブランド魚「銚子つりきんめ」。味は格別というこの魚をいただこうと地元の漁師さんオススメのお店へ。「金目鯛の漬け丼」と「金目鯛の煮付け」を味わい、銚子の味を堪能。続いて訪れたのは新勝寺の門前町、成田。江戸情緒の残る参道では、老舗の団子屋と漬物屋を訪ね、江戸の味を楽しむ。最後は新勝寺で護摩祈祷… 日本遺産を認定している文化庁の長官を交え、スペシャルなじょんのび旅。

画像 画像

ページトップへ