じょんのび日本遺産

放送内容

2019年 1月 6日

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旅人:ナタリー・エモンズ

今回の日本遺産
政宗が育んだ“伊達”な文化 前編

仙台藩の初代藩主・伊達政宗は、62万石の城下町を築き、「伊達」という粋で豪華な文化を育んだ。伊達な文化は政宗だけに留まらず、時代を重ねるにつれ後の藩主に、さらには仙台から全国へ、そして武士から庶民にまで、さまざまな方面へ広がり定着し、熟成を加えていった。政宗ゆかりの伊達な文化は2016年に日本遺産に認定されている。
そんな伊達な町「仙台」を“じょんのび”な旅人、ナタリー・エモンズが訪れる。伊達政宗が眠る瑞鳳殿を訪れ、黒を基調に金や鮮やかな彩色を施された派手な霊廟に驚く。「松川だるま」は一般的な赤いだるまではなく、赤に加え青を塗り、金粉をあしらった派手なだるま。そのだるまの絵付けに挑戦!「仙台平」と呼ばれる袴地は、藩主や皇族に贈与されるほどの高級絹織物。仙台平を扱う呉服店を訪ね、大正ロマンの雰囲気が漂う女性用の袴を身に着ける。食通とも言われていた政宗が広めた「仙台味噌」を使った名物牛タンや炙り金華〆さばに舌鼓。さらに、伝統の工芸品、「仙台箪笥」を使った日本料理店では引き出しから料理が出てくるなど、粋な仕掛けと色鮮やかな料理にご満悦。最後は政宗が整備して通った「秋保温泉」を訪ね、ゆったりと湯に浸かる。政宗が育んだ粋な文化に身を浸すじょんのび旅。

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