じょんのび日本遺産

放送内容

2018年 12月 2日

画像

旅人:ダンテ・カーヴァー&サヘル・ローズ

今回の日本遺産
木曽路はすべて山の中 〜 山を守り 山に生きる 〜

戦国時代が終わると、城郭・社寺建築のための木材需要が一気に高まり、全国的な森林乱伐がもたらされた。森林資源が地域の経済を支えていた木曽谷は江戸時代初期に森林資源の枯渇という危機に陥る。尾張藩は保護のため木の伐採を禁じたため、木曽谷の人々は新たな地場産業に暮らしの活路を見出した。江戸時代後期、彼らが生み出した木曽漆器などの特産品は、宿場から木曽路を辿り全国に広められた。山とともに暮らしがあった木曽路は2016年、日本遺産に登録された。
そんな木曽路を旅するのはダンテ・カーヴァーとサヘル・ローズ。まずは山深い中山道を歩き、江戸時代の雰囲気を残す宿場町で五平餅をいただく。木曽路が誇る伝統工芸品、手挽きの木櫛の職人技に驚き、山間の食生活を支えたすんきと手打ちそばに舌鼓。さらに、人々と寄り添って生きた木曽馬との出会い… 山と共に生きる人々の暮らしを体感する。

画像 画像

ページトップへ