じょんのび日本遺産

2021年3月7日(日)

八王子の旅

東京都心から西に40km離れた八王子市。かつて養蚕や織物が盛んだった町は、戦国時代に城下町が築かれ、江戸時代には甲州道中最大の宿場町として発展、さまざまな文化を育んできた。伝統が受け継がれる八王子を、平井理央さんが旅する。
まずは、絹産業の発展の中で生まれた伝統工芸品「多摩織」を今も守っている職人さんの元へ。手間暇かけて紡がれる織物は、繊細でありながら軽くて丈夫なため、普段着として愛用されていたという。多摩織の着物を着させていただき向かったのは、およそ6,000坪もの日本庭園が広がる料亭。景色を楽しみながら、極上のお料理を堪能する。織物産業には糸や布を巻いておくための木工品も欠かせなかったため、八王子にはかつて木工所も数多くあった。織物とともに木工品の需要も減っていく中で生まれた名物が、「東京こけし」。高い木工技術を生かして作り出された東京で唯一のこけしは、独特なフォルムや鮮やかなデザインで若い人や外国人に人気があるという。自分だけのこけしを生み出す絵付けを体験させていただく。
さらに、都内最大の農作物生産高と農地面積を誇る八王子で、年間100種類の野菜を生産する農家を訪ねる。東京で育った野菜の収穫をお手伝いしたら、レストランで野菜を使ったお料理をいただく。最後は、古くから人々に崇められてきた霊山・高尾山へ。時の権力者により守り続けられてきたという高尾山の自然を満喫し、天狗が住むと言われる高尾山の、その所以を紐解く。東京に残る豊かな自然と文化を堪能するじょんのび旅。

旅人:平井理央
ナレーター:森本レオ

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