じょんのび日本遺産

2020年11月8日(日)

尾道の旅

江戸時代に北前船の寄港地として栄え、海と山、神社や寺が箱庭のような町を形づくる尾道。坂道と細い路地がどこか懐かしい雰囲気を湛え、林扶美子の小説や大林宣彦監督の映画の舞台ともなった。
旅をするのは斉藤由貴さん。始まりは尾道水道の港から。さっそく石段の坂道を進むと、民家風のカフェへ迷い込む。友人の家に招かれたような眺めのいい一室でハーブティーをいただきひと休み。続いて見つけたのはレトロな活版印刷機のある紙もののお店。自分の好きな活字を拾い、オリジナルのカードを手作りする。尾道商店街では港町らしい帆布屋さんを発見。帆布でつくられたカラフルなバッグを購入する。
さらに名物の尾道プリンをいただくと、付いてきたのは味変用のレモン・シロップ。実は尾道は全国一のレモンの産地だった。レモン栽培の盛んな生口島に渡り、摘みたてのグリーンレモンと人気のレモンケーキを味わう。再び本土に戻り、町のシンボル千光寺をめざすと、味わいのある喫茶店を発見。ひと休みした後は千光寺にお参りし、町を見晴らす展望台で旅を振り返る。美しい風景とレトロな気分を楽しむじょんのび旅。

旅人:斉藤由貴
ナレーター:斉藤由貴

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