じょんのび日本遺産

2020年8月16日(日)

山形の旅

江戸時代から明治時代にかけて、日本海を航海していた商船・北前船。山形県酒田は米どころの山形から上方へと米を運ぶ、北前船航路の起点となった。船は商品となる積荷だけではなく、各地の文化や伝統を運んだため、酒田は日本の中心と言われるほどに繁栄した。
今回旅をするのは、東北人としての誇りを抱く中村雅俊さん。まず訪れたのは、上方へと運ぶ米の集積地として賑わった、酒田のシンボルともいえる山居倉庫。現在も現役の倉庫として利用されている。続いては、北前船で財を成した大豪商の別荘へ。今も残る圧巻の庭園や驚きのお宝に出会う。さらに、自然の恵み豊かな山形の食を堪能。日本海沿岸部では今が旬の岩牡蠣とアワビを味わい、内陸部では夏の名産品、だだちゃ豆とスイカの畑を訪問、収穫したての味を楽しむ。実は居合道発祥の地である山形県、伝統の武術を中村さんが体験する。精神を集中させ、型に挑戦したあとは、極上の山形牛ステーキをいただき、口溶けの良い味わいに舌鼓。最後は山形を代表する景勝地、山寺へ。石段を上った先には、山寺が1000年以上見守り続けた絶景が広がる。山形の自然と歴史を楽しむじょんのび旅。

旅人:中村雅俊
ナレーター:斉藤由貴

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