じょんのび日本遺産

2020年4月5日(日)

「四国遍路」〜回遊型巡礼路と独自の巡礼文化〜

弘法大師空海ゆかりの札所を巡る四国遍路は、阿波・土佐・伊予・讃岐の四国を全周する全長1400キロにも及ぶ我が国を代表する壮大な回遊型巡礼路。札所への巡礼が1200年を超えて継承され、今なお人々により継続的に行われている。地域住民の温かい「お接待」を受けながら、供養や修行のため、救いや癒しなどを求めて弘法大師の足跡を辿る四国遍路は、自分と向き合う「心の旅」であり、世界でも類を見ない巡礼文化である。四国遍路は2015年に日本遺産に認定されている。
今回、旅をするのは高知出身の吉田類。
まずは日本一古く全長も長い路面電車、とさでんで料亭「臨水」へ。さっそく郷土料理の“皿鉢料理”を注文。どろめ、カツオの塩たたき、山の幸を使った田舎寿司を肴に日本酒を味わう。続いては日本遺産である「竹林寺」へ。酒飲みの類さんは健康を祈願。さらに、類さんの地元、仁淀川方面へ向かう。名産品の土佐和紙を購入し、仁淀川沿いでデッサン。独特のタッチで味のある画を描いたら市内へ戻り、お気に入りの1軒「ときわ」でカツオの酢ジメ、鯨のすき焼きをいただく。再び仁淀川町を訪れ、幼少期に遊んだという中津渓谷と雨竜の滝をめざす。仁淀川の名水を使った老舗酒蔵「司牡丹酒造」では、しぼりたてを堪能。最後は市内の「濱長」でうつぼの唐揚げとしゃぶしゃぶを堪能した。
ふるさとの思い出をたどりながら、高知の酒場を巡るじょんのび旅。

旅人:吉田類
ナレーター:森本レオ

ページトップへ戻る

関連リンク