じょんのび日本遺産

2020年3月15日(日)

会津の三十三観音めぐり〜巡礼を通して観た往時の会津の文化〜

磐梯山信仰を取り込み東北地方で最も早く仏教文化が花開いた会津。今も平安初期から中世、近世の仏教や寺院が多く残り「仏都会津」とも呼ばれている。その中でも三十三観音巡りは古来のおおらかな信仰の姿を今に残し、広く会津の人々に親しまれている。そんな会津若松が育んだ仏教のストーリーは2016年に日本遺産に認定されている。
今回は東北人としての誇りを抱く中村雅俊が会津を旅をする。
最初に訪れたのは福島県の中央に位置する猪苗代湖。この湖を育んだ磐梯山と130年以上前の磐梯山噴火によってできた五色沼の絶景を巡る。会津の歴史で忘れてはならないのは白虎隊。彼らの最後の地である「飯盛山」で会津若松市内を望みながら白虎隊を想う。そしてのどかな風景が広がるローカル線「只見鉄道」に乗り込み、冬ならではの景色をめざす。待っていたのは江戸時代の景観を今なお残す「大内宿」。名産のねぎそばを堪能したら、8000万年前にできた鍾乳洞へ。冒険心をそそる洞内では少年のようにはしゃぎ。最後は会津藩の武士も利用していた東山温泉で疲れを癒やす。美しい景色をめぐりながら、そこにまつわるストーリーを知るじょんのび旅。

旅人:中村雅俊
ナレーター:森本レオ

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