水谷豊&石井ふく子 第6弾!
―台本を読んだ感想
家族の絆 ・人ぬくもり・心温かいやり取りが、ほんわかとしていていい本だなと思いました。
私は舞台をメインにお仕事をさせていただいているので、連続ドラマは中々お引き受けできないのですが、今回はスケジュールを考慮していただいた上でオファーいただき…撮影をとても楽しみにしていました。
―昔TBSで放送されていた「東芝日曜劇場」の雰囲気とみなさんがおっしゃいます。
そうなんですよね。久しぶりに緑山スタジオへ来たのですが、町並みが随分と変わっちゃいましてね。だけれど、スタジオのある建物を見た途端に、“昼ドラの撮影で、毎日通ったなあ”と、懐かしい記憶がよみがえりました。スタッフの方々も、しわが増えたり髪の毛が白くなったり、それ相応にお年を召されていましたが(笑)…懐かしいメンバーに会えて嬉しかったです。
―水谷豊さんとの共演はいかがでしたか?
私、水谷さんとは何度かお目にかかったことはあるのですが、共演は初めてだったんです。
元々、私は水谷さんのファンだったので作品を拝見していたからなのか、初めてお会いした気がしなくて…(笑)。日常的に長いお付き合いをさせていただいていたかのように感じてしまいました。
―現場に入られていかがですか?
演じる人間が楽しんでばかりいてはいけないのですが、水谷さんとは初めてとは思えないほど、言葉のキャッチボールがスムーズに出来たように思います。作家の黒土さんが下町らしい会話のやりとりをしっかり描いてくださっています。清弘さんの演出は初めてだったのですが、リハーサルの時から非常に歯切れがよく、質問に対してテキパキと答えてくださったので、とても演じやすかったですね。久々のテレビドラマも良いものだなぁと思いました。
―最後に、視聴者のみなさまにメッセージをお願いします。
キャラクターが個性的で面白いですし、子供たちも可愛い。ギャーギャー騒ぐこともなければ、どぎつくもない、決して華やかではないのですが、心温まるいいドラマだと思います。私自身、このドラマに参加できてよかったと思える作品になっていると思いますので、家族揃ってご覧ください。