EY
-- W -- -- --
ARCHIVE
SITE SEARCH
SITE INFO
第189回2000年02月13日
アマルフィ海岸(イタリア)
遺産名:
アマルフィ海岸
The Costiera Amalfitana
所在地:イタリア(Italy)
分 類:C(ii)C(iv)C(v)
登録年:1997
放送日:2000年02月13日
放送回:第189回
アマルフィ海岸
previous on air
  next on air
onair access slide


イタリア、ナポリから車で2時間。大リゾートとして人気を博しているアマルフィ。ここは、ベネツィアの繁栄する以前、イタリアにおける地中海交易の根拠地だった。中世においてヨーロッパは発展途上国だった。時代の先端を切っていたのはイスラーム諸国。航海術もイスラームから学んだ。その文明の窓口のひとつがここ、アマルフィだった。
photo

中世、アマルフィの人々の衣装。一番手前が裁判官。アマルフィは、海洋国家として10世紀から11世紀に繁栄を極める。アマルフィの人々は羅針盤を使った航海術を発展させ、イスラーム世界との交易で富を得る。その痕跡はこの町の建築にも残っている。また、世界最古の海運法典がここで作られた。
photo

町の中心部の広場にあるドーム、9世紀に建立され、その後何度も大幅に改修された。アラブ様式の影響が伺える。この大聖堂の地下には、アマルフィの守護聖人セント・アンドレアの遺物が納められている。彼は漁師の守り神。背後に崖が迫る斜面都市のアマルフィ、海へ繰り出していくことがアマルフィの人々にとって唯一の生き残る道だった。
photo

中世アマルフィ共和国に悲劇が起こる。冬の嵐がここを襲った。1343年11月24日、25日に起きた激しい嵐により当時の港が沈んだのだ。当時の港の構造は現在も見ることができる。この悲劇によりアマルフィの海洋国家としての輝かしい時代は終わった。
photo

Copyright(C) 1995-2019, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.